裁判 38 ページ43
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2012年 12月 10日 03時 18分
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茜「神童さん!!このままでは魔女達に気づかれてしまいます……!」
天馬「まずいです、先生。音がだんだん近づいてきています!!」
神童「…………。」
二人は危機せまる表情で神童教授にそう言うが、神童教授は腕を組み、考えこんでしまう。
茜「お願いです………!!せめて、貴方達だけでも…………!!!」
神童「………。」
茜がそう言っても、神童教授は黙ったまま何も答えない。
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神童「いや、なんとか出来るかもしれませよ。」
神童教授は少しの沈黙の後、口を開いた。
茜「えっ……!?」
茜は神童教授の言葉に驚き、目を見開いた。
神童「少し、考えがあります。
……俺に任せてください。」
茜「……はっ、はい。」
神童「時間がありません!
さあ、急いで!!」
二人は神童教授の言葉に頷き、神童教授の言うとおりに準備を始めた。
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天馬「先生!あいつらがもうそこまで!
しかも、いっぱいいます!!」
天馬は通路を指差し、そう叫んだ。
天馬の言うとおり、通路には紫のフードを着たたくさんの魔女の仲間がいた。
距離はもう1メートルと離れていなかった。
神童「……………よし!準備はできた。
行くぞ、天馬!!」
神童教授のその言葉で三人は走った。
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神童教授と茜は、天馬と別れ、二手に別れて逃げた。
茜は頭巾を深く被り、一生懸命走った。
神童教授は走りながら後ろを向き、敵の様子を見ていた。
神童教授は顔を真っ直ぐに向かせた瞬間、
目の前で光景に驚き、目を見開いた。
それは、渡ろうとした橋が上がり、通れなくなったからだ。
つまり、二人は今行き止まり状態なのだ。
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二人は追い詰められ、敵がじりじりと近づいてきた。
周りには、さっき茜をさらったひとつ目の化物の魔女がたくさんいて、自分達を囲んでいた。
同時に、上がった橋の間から船が通った。
神童教授は茜を自分の後ろにいさせ、
庇うように立った。
???『その女を返せ……。』
後ろから声がしたので、神童教授達は振り返った。
見ると、魔女のリーダーらしき化物が時計塔に立っていた。
他の化物達と同じ姿をし、神童教授達をじろりと見ていた。
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剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ですよね!私もプレイしてた時ダバダバ涙流しちゃって(汗) (2013年1月2日 10時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - すみません2でした (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - クリアしました!弁護席に立つ成歩堂と自分の父を重ねてみてたかと思うと泣けて…。最後のお父さんとの背中合わせも泣けました、、(T . T)【1です】 (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ありがとうございます(^_^) (2012年12月30日 23時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - 剣城スノウさん» はいっ!もちろんです! (2012年12月30日 22時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年12月27日 23時