裁判 37 ページ42
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2012年 12月 10日 03時 17分
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茜は目をゆっくりと開き、起き上がった。
天馬「茜さん!
お怪我はありませんか?」
茜「し、神童……さん………ですか?」
茜は二人を見て、目を瞬かせ、そばにあった本を取り、立ち上がった。
茜「神童さん。本当に……助けにきてくださったのですね……。」
茜は嬉しそうに微笑み、頬を赤く染めた。
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神童「言ったはずです。困った女性を助けるのは英国紳士としては当然だと。」
神童教授はそう言い、頭巾を渡した。
茜「あ、ありがとうございます……//」
茜は神童教授のその言葉を聞くと、ますます頬を赤く染めた。
天馬「俺だって、英国紳士としては当然の…。
あっ……!先生!!さっきのあいつは……!?」
天馬は思い出したような表情をし、周りを見回した。
神童「今のところ、気配は感じられないが…。気をつけるんだ、天馬。」
天馬「はい!早くここから出ましょう!!」
茜「……きっと見つかってしまいます。」
天馬「……えっ?」
天馬が元気よく返事をした瞬間、茜は俯き、ボソッと呟いた。
天馬は茜のその発言を聞いた瞬間、頭に疑問符を浮かべた。
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茜「吹雪さんも、私を連れて何度も魔女から
逃げようとしたんです……。
でも。どうしても、その目から逃れることができなくて……。」
茜は絶望的な表情でそう言った。
神童「だ、大丈夫ですよ……!
なんとかなります!……多分…;;」
神童「多分!?」
二人がそんなやりとりをしていた時だった。
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ゴオッ………!!
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神童「……!!」
何か音がしたので、神童教授達は後ろの通路に振り返った。
よく聞くと、たくさんの足音が聞こえてきた。
それもそのはずだ。
何故なら、さっきの紫のフードをきた人物がたくさんこっちに向かっているからだ。
神童教授達の気配に気づいたのだろう。
茜「まさか……!?」
神童「この気配は……さっきの……。」
神童教授は、さっきの紫のフードを着た人物の気配だと気づいた。
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天馬「先生!通路の奥から物音が聞こえてきます!!」
茜「やっぱり……!!」
茜はそう言い、恐怖で顔を歪めた。
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剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ですよね!私もプレイしてた時ダバダバ涙流しちゃって(汗) (2013年1月2日 10時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - すみません2でした (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - クリアしました!弁護席に立つ成歩堂と自分の父を重ねてみてたかと思うと泣けて…。最後のお父さんとの背中合わせも泣けました、、(T . T)【1です】 (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ありがとうございます(^_^) (2012年12月30日 23時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - 剣城スノウさん» はいっ!もちろんです! (2012年12月30日 22時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年12月27日 23時