秘密09 ページ10
「うあぁぁん！北斗がかっこよすぎて辛いぃぃ」
半泣きになりながら、片手で私の服の袖を掴み
もう片手でぶんぶんペンライトを振っている
舞台の上には
大我くんの所属する、「すとーんず」というグループが歌っている
曲は
「太陽のあたる場所」
奈々帆の好きな「ほくとくん」のラップから始まり
ハーフだという「じぇしーくん」のラップに転換
そして「こうちくん」にラップが移り
ソファに腰かける大我くんにラップ移り
「じゅりくん」と「しんたろうくん」のラップ
じぇしーくんと大我くんの歌声が絶妙なハーモニーを生み出し
そのままサビへ
『♪〜 この道の先に 夢の続きがあるから 〜♪』
『♪〜 遠回りでもいいさ それぞれの輝きへ 〜♪』
「..A？なんで泣いてんの..？」
「え..っ」
慌てて自分の顔に触れてみると
頬を濡らす、温かいものが伝っていた
「感動した？感動したの!?」
「え、あ、いや..」
理由は分からない
でも、多分
ステージで楽しそうに、嬉しそうに歌う彼を見て
胸が苦しくなった
かっこいい
という感情と
遠い
という感情
ねえ、大我くん
あなたの瞳に
私は映っていますか ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿？
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朔蘭@Jr垢(プロフ) - arupakay27さん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけてとても光栄です！ゆっくり更新ではありますが待っていて下さると嬉しいです！ (2017年6月21日 21時) (
レス) id: ba97804e3a (このIDを非表示/違反報告)
arupakay27(プロフ) - はじめまして！絶対に堕ちないを初めて読ませていただいて、それからこちらの作品も読ませていただいてます！！ドキドキして次どうなるんだろ！？と思いながら読ませていただいてます。お忙しいかと思いますが、更新楽しみにしてます！！！！！！ (2017年6月17日 21時) (レス) id: 3e944da8f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔蘭 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2016年12月3日 0時
