秘密05：Taiga ページ6
ヴヴッとスマホのバイブ音が鳴り、すぐさま俺はスマホを開く
昨日必死に頼み込んで交換してもらったAの連絡先
メールはたった一文のそっけないものだったけど
俺はニヤケが止まらなくなった
「っしゃあ！来る！」
「来るって誰が」
控え室で、思い思いのことしていたメンバーが
俺の叫び声で顔を上げる
そんなメンバーに俺はドヤ顔して親指を立てた
「次の少クラの収録、幼馴染来る！」
おぉ〜、と感嘆の声が出てから
『例のか』と北斗に聞かれ、コクリと頷くと
「んで、どうだった？10年ぶりに会った幼馴染は」
「めっちゃ美人になってた」
「即答かよ」
昔っから、可愛いらしい顔立ちだったけど
当たり前だが、大人っぽくなり、顔立ちもきりりっとしていた
『たい、が..くん..？』
びっくりした顔で久しぶりに呼んでくれた俺の名前
凄いドキドキした
やばかった
やっぱり、まだ好きなんだなって実感した
「あんなニヤけてる京本くん初めて見た」
「確かに。なんか新鮮かも」
「..キモ」
「ちょ――――っとジェシー？なんか聞き捨てならないこと言ったよね？ねぇ？」
にっこり微笑みながらジェシーに近づく
ジェシーは真っ青な顔をして「すみません、すみません」と後ずさる
壁まで追いやり、(本当はしたくなかったけど)ダアン！と壁ドンをする
「次もしまた言ったら..ね？」
「..ハイ」
「すみませーん、SixTONESさーん。スタンバイお願いしまー..
..なんですかコレ」
「あ、遊んでただけです！」
な!?と焦った面持ちでこちらを見た高地に
みんなぶんぶんと首を縦に振った
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朔蘭@Jr垢(プロフ) - arupakay27さん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけてとても光栄です！ゆっくり更新ではありますが待っていて下さると嬉しいです！ (2017年6月21日 21時) (
レス) id: ba97804e3a (このIDを非表示/違反報告)
arupakay27(プロフ) - はじめまして！絶対に堕ちないを初めて読ませていただいて、それからこちらの作品も読ませていただいてます！！ドキドキして次どうなるんだろ！？と思いながら読ませていただいてます。お忙しいかと思いますが、更新楽しみにしてます！！！！！！ (2017年6月17日 21時) (レス) id: 3e944da8f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔蘭 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2016年12月3日 0時
