ポケモンと対比することがまず無理じゃね？ ページ7
「ちなみにコジョンドくんや この修業の目標って何だい？」
「はい この修業の目標はAさんの運動神経を私くらいに上昇させることです」
……マジで言ってるのか いや、マジなんだろうな
伝説のポケモンの力を行使するわけだからそんくらいはやんなきゃダメか
「了解 じゃ、何からやるんだい？」
「まず初めは走り込みですね どの程度やればよいのか計算しますのでここから
あそこに見える三角形の岩のところまで走ってください」
あそこから三角形の岩ってなると大体50mくらいか 現実の「５０m走」と大差ないや
「行きますよー」 「では....どうぞ！」
「『9.8秒』....これはかなりの練習が必要になりますよ....」
「し..仕方..ないじゃない...
私..最低限の運動しかしてこなかったんだから」
自分でもやばい記録だってのは重々分かっている
流石にこれでキュレムの力を扱おうなんてのは
「さぁ、A様 ここからハードな訓練が始まりますよ
走力・俊敏性・格闘技etc... ほぼ全ての格闘能力を今のA様から
何倍も引き出します」
「うっそでしょ そんなに引き上げられるもんなの？」
「長時間を使用し、ここに入り浸ることで力は引き上げられるでしょう」
なるほどね..ここに長時間入り浸ったら引き上げられるn...
「待って待って待って それここにずーっとここにいるてことよね」
「ええ、そうですが 何か？」
「学校とか家のアレコレとかあるんだけども...」
「ふむ... たしかにそれはいけませんね 家族とつながり、教えを受ける機会を
失ってはいけません
しかし、入り浸らないとA様の力が強くならないのもまた事実...」
うーーーーーん どうしよう
(なんだ それなら手を打ってあるぞ)
え？マジ？
(おう 存分に特訓に励むがよいわ)
続く
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作者名：礼堂 | 作成日時：2020年10月6日 4時
