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一か月が経ち、指は完治した。







『よし!ワカくん勝負だ!』

「…マジでやんの?」







ワカくんは少し呆れているように見える。









「昔の千壽みたいだな」

『ちょっ、ベンケイくん黙ってて!私がなんか恥ずかしい!』

「悪い」

『ワカくん!早く〜!』

「ハイハイ」






「じゃあ、いいか?」




そのベンケイくんの言葉で私たちの纏う空気が変わる。





「スタート!」








『っ…ハァハァ』

「…ハァハァ」

『も、うわかったでしょ。これで納得してもらえる?』

「っ…ああ」







『どうだった?私の実力は』

「強ぇ。マジで千壽超えかよ…」

『ふふん。』

「でも荒削りだから基礎からやらねぇと」

『そっかー…』

「俺たちが稽古つけてやろうか?」

『お願いします!』

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らず - あの、貴方の名前が呼べたならの、パスワードを、教えてもらえませんか? (2023年4月5日 2時) (レス) id: 420a815871 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ただのオタク☆ | 作成日時:2022年12月31日 10時

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