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「
「オマエのした事はきっかけにすぎねぇ」
そう言い立ち去ろうとするハルを呼び止めた。
『ハル！！！』
「あ"？…お前」
『何で、連絡途切れたの？何で出て行ったの？』
「…そうか、Aはその場には居なかったな」
『その日のことは千咒から聞いた！でも…！』
「聞いたんならわかってんだろ。明司家に嫌気ご差した、それだけだ。」
『なら、何で2年前までは私だけ…っ』
「知らねェ。とにかく俺には兄妹なんざいねぇ。俺は"三途"春千夜だ」
『っ…！』
私は飛び上がると同時にハルの首元へと足先を向けた。
『このっ…バカ千夜！！！』
入った そう思ったが、突然脳を揺さぶられる感覚に見舞われる。
私はいつの間にか地面に膝をつけていた。
『？？？』
一体何が起こった？
「あァ、そういやお前痛みねぇんだっけ」
振り上げられる鉄パイプに脳が警鐘を鳴らす。
だが身体が言うことを聞かない。
ガン という鈍い音を最後に私の意識は途絶えた。
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作者名：ただのオタク☆ | 作成日時：2022年12月31日 10時
