2話 ページ3
紅茶に口をつけると少し熱いけれど、とても美味しい。
…昼休みはあと20分ほどあるから此処でゆっくりしていっても大丈夫そうだ。
「こーちょーせんせー！」
不意に、聞き慣れた赤いセーターを着たプレイちゃんが扉をバン、と開けて入ってくる。
様子を見るに少し悲しそうな顔をしている。
「…どうしたんですか？」
「ブリーがねっあのっそのっ」
プレイちゃんは落ち着きのない様子であたふたとしながらそう言った。
そんなプレイちゃんの行動に気付いたのか、校長先生は少し顔をしかめる。
「落ち着いてください。何があったんです？」
「…ブ、ブリーがっ！今度はAちゃんをいじめて不登校にさせてやる、って！」
その声には、明らかに不安の2文字があった。でも、校長先生に言えば大丈夫のはずだ。
校長先生は私達の味方。それもとっても頼りになる。
「ブリーが…。なるほど、分かりました。少し席を外します。ゆっくりしていてくださいね？」
校長先生はそれだけ言うと、こちらにふわりと微笑んで校長室を去った。
校長室に取り残された私とプレイちゃんは、椅子に座って2人で話していた。
「こーちょーせんせーはとってもたよりになるね！」
「うん。校長先生ってば、イケメンだし。あ、そろそろクリーナーさんが働き出す時間かな？」
チラリと時計を見ると、針は1時30分を指していた。
プレイちゃんもそうだね、と言ってふふ、と笑う。
「あ、そうだプレイちゃん。今日の5時間目って…」
「バルディーせんせーだね！A、だいじょーぶ…？」
プレイちゃんは心配そうに私の方を見てきた。
それもそうだ。何たって彼は…生徒に体罰を受けさせる、殺人教師なのだから。
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ritongelon(プロフ) - 続き作ってくださいお願いします。 (2022年1月14日 21時) (
レス) id: 84a3fb7672 (このIDを非表示/違反報告)
まチョコ - ………………ｳﾞｯ可愛い。上手い。好み、うん言葉にできねぇ………。好きです！続編?待ってます！主人公ちゃん無事に逃げてくれ…… (2021年11月28日 20時) (レス) @page5 id: b9e98ac7b6 (このIDを非表示/違反報告)
13番(ｻﾌﾞ) - (ﾄﾞｽｯ)← ※(この音は…自分好みの性癖に刺さった音だな(汗))うん､刺さった｡ドストレートに刺さったわヤッベェ(真顔)…あ､お星さま押しときましたった〜☆ (2020年12月26日 0時) (レス) id: a6f2a68fda (このIDを非表示/違反報告)
… - 続きの更新ありがとうございます…｡次の更新も楽しみに待ってます…｡…なんかまた急かしているみたいになってますね…すいません…｡ (2019年1月11日 13時) (レス) id: 08a665f28f (このIDを非表示/違反報告)
… - 続きまだでしょうか…?…あ､急かしているつもりはないのですが…すいません…｡…これからの展開､楽しみにしてます…｡ (2019年1月8日 1時) (レス) id: 08a665f28f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウェルカム | 作成日時：2018年11月28日 21時
