超現実主義 dream ページ14
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ふわり、少しの風が私のスカートを靡かせた。そのスカートを抑えて、辺りを見回してみると綺麗な森林。
森林を見上げれば、そこからは木漏れ日ができあがっていた。
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4月28日
突然の物音に振り返ると、黄色いマントのようなものを身につけた青年がそこに着地しようとしている。
「こんにちは、お嬢さん」
と見事綺麗な着地のまま、ぺこりと深いお辞儀をする。
きれい、
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5月2日
「僕の名前はDREAM…、キミの名前はなに？」
そう顔をふっと上げ、柔らかい表情で尋ねる。
「……A、Aかあ…、かわいいなまえだね。」
A、Aとなまえを連呼しては、かわいいとかうつくしいと言い続けた。
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5月4にち。
「…え？僕がココにいる理由？そうだなあ…」
そうどりーむは顎に手を置き少し考えるように目線を逸らす。
顎から手を離して、背中の方に手を回す。
「Aさんに……会いたくなった、かな？」
すこしこころをうばわれたようなきがする。
*
5月5にち。
「えへへ…今日も来ちゃった」
そう顔をすこし染めていった。
「今日は何してあそぶ？」
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5月7にち。
「Aさんは…、ねこがすき？ぼくはすきだよ。いつか、猫そのものになりたいなあ…」
そう木漏れ日の森林を見上げた。
森林の心地よい匂いがする。
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5月18にち。
「少しあいだが空いちゃったな…いそがしくて」
そうぺこっと平謝りをする。
きにしてないよ。
「……そっ、か。さて、今日は何しよう？」
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5月19にち。
「ねぇ、これを持ってて欲しいんだ。」
そう手の上に乗せられたのはきんいろの花の冠。
わたしの頭にふわっとのせた。
「……ふふ、似合ってる」
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5月20にち。
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5月21にち。
*
*
6がつ。
いつになってもどりーむは来なかった。
『
ねえしってる？あの深い森林に、きいろいねこがいるんだって！
幸せを運んでたんだけど、そのねこは必ず終わりを迎える時1番好きな人に予兆だけのこして、そのまま、
生涯を終えたんだって！
』
*
5月19にち。
どりーむ、また会いたいよ。
キミがいなくなって、一年も経っちゃったよ。
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ユズ - 知ってる歌の歌詞がタイトルになってる...!（嬉しい） (3月8日 9時) (
レス) id: ad7a46ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
世落さんず - いつも神作品をありがとうございます！！！更新応援しています！！( •̀ ω •́ ) (2月25日 22時) (レス) @page11 id: 0a59ca876b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごれもん | 作成日時：2024年2月11日 21時
