※振り向いてほしい epic ページ2
目の前のお兄さんは私の胸に顔を埋めている。
「なにしてるんですか」
「BRUH○○ルギーを補充してる」
そうすんすんと私の匂いを嗅ぐ。このお兄さん変態かよ。
まあでも害はないのでほっといて、
先程読んでいた小説に目を向ける。中々にこの小説は考えさせられる。
小説の中の主人公の動機を頭と目で探っていたところ、またepicがごにょごにょ喋った
「…なぁ、俺のことどう思ってる？」
そう私の方へ目線を向けるので私も彼を見つめる。
「友人。」
「BRUH……」
と悲しそうな声で返事した。
「なんて言って欲しかったのさ」
「好きって言って欲しかった……」
ああそう。
ん？
「いまなんて？」
「好きって言って欲しい…BRUH」
こんなに甘えたがりだったっけ？epicって。
「俺がどんなにアプローチしても気づいてくれないし、大体にぶちんすぎ…お前」
とまた胸に顔を埋める。
たしかに好きとかよく聞いてたけど、全部軽いノリだから友達としてなのかなって聞き流してた。
でも実際そんなことなかったんだね。
「あ〜…、ごめん？」
と彼の背中に手を回して抱きつくと彼がすこし強めに抱き返してくる。
「……肯定って意味なのかBRUH」
と不貞腐れた声で問いかけてくる。
「…たぶん？」
と私が曖昧な返事をすると
はぁ、と溜息をつかれた。
「もう盛大にアプローチしてやる」
と私の胸から顔を上げると、今度は私の顔に近づけ、そのまま彼の顔が私に覆い被さった。
ちゅ、とキスの音が響く。
「舌、っだしてくれないか」
言われた通りにちょっとだけ舌を出すとぬろ、と彼の舌が私の舌とつっつく。
ちう、と彼の舌が私の口の中に入った。そのままちゅ、くちゅと口の中を掻き乱す。
長い深いキスに快楽と息苦しさを感じる。な、いつからこんなこと覚えたん。
そう思いながらも彼に応えたけど。
「っふ…、」
随分と彼の唾液でたくさんになった口元から、
やっと彼の方が離れる。彼と私の舌は銀色と糸を引いて。
はー、はー、と乱れた息遣いで、とろんとした顔で彼を見つめる。
「…っは、分かっただろ？俺がどんだけAのこと、好きなのかが」
「嫌と言うくらい分かったわ、ぼけ…」
もう一回しないか？と尋ねる彼に身を委ねることにした。
Epicになら、体を委ねてもきっと、文句は言わないから。
それだけ、私も彼の方が好きなんだ。
※魅力的 sd!nightmare→←ひとめぼれ！ killer
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ユズ - 知ってる歌の歌詞がタイトルになってる...!（嬉しい） (3月8日 9時) (
レス) id: ad7a46ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
世落さんず - いつも神作品をありがとうございます！！！更新応援しています！！( •̀ ω •́ ) (2月25日 22時) (レス) @page11 id: 0a59ca876b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごれもん | 作成日時：2024年2月11日 21時
