【薄桜鬼】 生き抜く為に…

2話 ページ3

＿＿＿＿＿そうだ、思い出した。あれか、あのホームページのせいってことか。なるほど、

って、意味分かんないんだけど…私にどーしろって言うの？まず此処がどこだか分かんないし！


はぁ。でも取り合えず、歩いて見ようかな。ずっと此処に居てもあれだし…

さっきから、あっちの方から声が聞こえるしね。人が居るかも…




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『っ、何、これ。』

思わず呟いた。だって、


家は木造、町行く人は皆着物。そして、刀をぶら下げている…


此処は、江戸時代…？まさか…嘘でしょ…
いやでも皆着物だし、何よりコンビニとかもないし、…？

て、あれ？いつの間にか私の服が袴に…！


『さっきまでは部屋着だったのに…。』

そう口に出すが考えるだけ無駄か、と開き直った。


正直何が何だかよく分からないけど、恐らく幕末にタイムスリップしたのだろう。
冷静に見えるが、これでも私は結構戸惑っている。


でも取り合えず泊まるところを探さないといけない。
それからじっくり考えよう。野宿なんてまっぴらごめんだ。


片っ端から宿を探す？…いや、お金がないので無理だ。親切な人に頼んで…んー。そんな上手くいくかな？


…前途多難だな。だけどやるしかないし、頑張んないとなぁ…。冷静に冷静に、と。


…はぁ、何で私がこんな目に…

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