【募集企画】水面下の魔法戦争物語-第二部【募集中】

【アルジェント教】 ページ24

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【アルジェント教】
古代ギリシア・ローマで発生した一神教。現在でもヨーロッパやアメリカ、アフリカを中心に信仰者が多く存在し、世界三大宗教の中で主最大規模の宗教。創始者はシェガレッド・ハーパー。魔女(ここでの魔女は魔法族、魔法界、魔法自体など、魔法に関するすべてのことを指す)は絶対悪であり、神の皮膚である銀が魔よけとして用いられることが宗教最大の特徴である。

起源は魔法族が死の呪文を使って自身が魔法族であることを証明していた時代にまでさかのぼる。魔法族による非魔法族の虐殺は許されるものではない、という考えのもとに始まったとされる。ただ、現在人間界では一般的に魔法の存在は架空のものとみなされてるとめ、聖書に書かれている多くの歴史(多少の脚色はある)は聖書の中の出来事にすぎないと考えられている。魔女による虐殺を背景に成り立った宗教だということもあり、魔法族集落焼き討ち事件をはじめとする魔女狩りなどの魔女への虐殺もアルジェント教徒が行ったものである。

魔法族は神の皮膚であると言われている銀に弱いということから宗教の名前に【アルジェント--銀】とつけられた。また、魔女の存在は否定されている現在でも熱心な信者は銀を肌身離さず身に着けている。もともとは魔女から身を守る御守りのような役割を果たしていた銀製のアクセサリーだが、毒殺よけに使われるようにもなり、転じて神聖なイメージが付き、魔よけといえば銀というような常識が普及していった。アルジェント教会には大きさに違いはあれど必ず銀で作られた十字架が飾られている。また、ミサに使われる教会や聖堂は各地の観光地ともなっている。

【戒律】
一つ、神への信仰をあらわにすること
一つ、常に銀を身に着け魔女ではないことを証明すること
一つ、毎週日曜日に教会で行われるミサに参加すること
一つ、魔女を発見したら慈悲を見せぬこと
戒律は現在熱心な信者以外にはあまり守られていない。ミサへの参加も隔週であったり、ほとんど行かない信者も増えてきている。

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