【募集企画】水面下の魔法戦争物語【募集終了】

【使い魔】 ページ12

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【使い魔】
魔女や魔法使いは普通、使い魔と呼ばれる自らの魔力を少し分けた動物を飼っている。それはコニキュラタの生徒や教授も例外ではない。使い魔にする動物に縛りはなく、犬や猫をはじめ鳥などが一般的。

特にリングラヴィン寮生の間では寮のシンボルであるツバメを使い魔にすることが流行している。ライオンや象やキリンなどの大型の動物でも大丈夫だが、食費はかかるし世話も大変なのでよっぽどの物好きでない限りは使い魔にはしない。コニキュラタでも大型動物の持ち込みは生徒の安全を考えた上で禁止している。

また、蜘蛛やサソリや蛇やカエルなどの昆虫類や爬虫類、両生類も使い魔にすることも学校に持ち込むこともできるが、あまり好まれはしない。既に多少の魔力を持った魔法生物を使い魔にすることもできるが、魔法省に問い合わせて魔法生物を手懐けるだけの力があるかなどをテストされてから面倒な手続きが必要。

使い魔は伝言を相手に伝えることが主な目的であるが、学校では変身術の練習にも用いられる。気持ち悪い生き物を使い魔にしていると、相手に伝言を受け取って貰えない可能性があるためペットに留めておくことをおすすめする。

また、使い魔にした動物とは意思疎通ができなくてはならないため、多少の動物言語が話せなくてはならない。しかし、動物言語が話せないからと言って使い魔を諦めることはほとんどなく、どんな人でも普通は1ヶ月程度使い魔と一緒に過ごせばなんとなく意思疎通はできるようになる。


【使い魔専門店】
魔法界のヨーロッパ地方には1軒しかない、人間界でいうところのペットショップのようなもの。ただ、ペットショップと違うのは店主が飼い主と使い魔の橋渡しとなってスムーズに使い魔契約を結ぶことが出来るところ。
犬や猫をはじめ、鳥、カエル、蛇、サソリ、クモ、危険度の低い魔法生物まで生物という生物を取り揃えている。また、生物の飼育に必要なエサや世話道具なども沢山売っている。

また、この店の店主は魔法省で特別な許可を取って延命の魔法を使うことを許されている。それは人間に対して使うのではなく、使い魔となる動物にかけるのである。一般魔法使いに使えるような簡単な魔法では無いため店主は相当優秀な魔法使いであることがうかがえる。

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