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【使い魔】
ワオキツネザル
→名前は「ディック」で、メス。家の近くにいたやつを餌付けしてたら懐かれた。最近ハマってることはルーカスの右靴を隠すことで、隠すとルーカスが構ってくれるから。
【サンプルボイス】
一人称…俺
二人称…お前
「ルーカスだ。ルーカス・モディッグ。……なんだぁ? あぁ、わかった、あんまり聞かねえファミリーネームだって言いてーんだろ? 俺の実家はよ、魔法界アフリカにあんだよ。つっても、ヨーロッパから離れてねえし、俺ん家からならアフリカの学校行くよりコニキュラタ来た方が近いしな」
「俺のじいちゃん……、ばあちゃんだったか? いやもっと前? 忘れたわ。父ちゃん母ちゃんの前の世代のやつが人間界出身でな、結婚する時こっちに来たらしいんだよ。俺は会った事ねーけど。風変わりな人だったって聞いてるぜ、そりゃ異種族と結婚する奴が風変わりじゃないわけがねーよな! あー、で、俺はいわゆる混血、お前そういうの気にするタイプだっけ? 今どきほとんどの魔法族は非魔法族の血が入ってるけどな!」
「おい、おい待てコラ! 俺の靴履いてどこ行こうってんだよ。お前、前にも俺の靴履いて行ったよな? なんで俺の靴ばっか履いてんだよ。つか前に履いて行った俺の靴返せよ! ……てかおい、お前が今履いてるの俺のじゃねーか!! 返せ!! ……ったく、今日だけだからな、今日の夜俺の部屋まで返しに来いよ」
「靴ってのはよ……、毎日毎日履いて俺の足で踏みつけられても投げ出さない本当に良い奴なんだよ。だから靴にはしっかり感謝するべきなんだよ。お前も、俺の靴借りパクしてねーで、自分の靴を大切にしてやれよ……。これで満足か!? 笑ってねーでさっさと俺の靴返せ! これ言ったら返すっつったろーが!」
「女子いんのかよ……、まじか。いや、俺ん家姉貴と妹がいてよ、いっつも尻に敷かれてたからな……。まあ、女子がみんながみんなそうってわけじゃねーけどな。……言っとくけど姉貴も妹も、兄弟の俺から見ても美人だぜ? 狙うなら彼氏いない今だ」
「……俺はそんなに強い魔法が使えるわけじゃねーから、そんなに心配しなくたってお前は俺を殺してここを通れるぜ? ただ、通りたきゃ通行料を払うのが世のジョーシキってもんだろ? 俺だって意地でお前に傷のひとつやふたつつけてやるっつってんだ!」
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