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「親切な事務員さんで良かった〜……Aさんが声かけてくれなかったら一生迷ってたかも〜……」
聞いてくださいよ、と言って、怒ったように話し始めた黒いパーカーを着た男の人。
「こいつ、あぁ、ぐちつぼって言うんすけど!
地図片手にずーっと迷ってて!!!マジで時間かかったんですよね!」
「そうそう、こっちじゃないの、って聞いても、
「こっちが正しい!!!」って言って聞かなかったんですよ!!」
「うるせぇ!最終的に着くからいーんだよ!!!」
そんなところを見ると、ふふふ、と笑みが溢れる。
仲がいいんだなぁ、なんて呑気に考えながら、彼らの話に耳を傾ける。
面白い話を聞きながら、相槌を打っていると。
『あ、ついた。』
茶色の屋根、レンガ造りのこじんまりとした家についた。ここが荷物を取るところだ。
『はーい、着きましたよ。』
ここが荷物を取るところですよ、と指を刺すと、
「いやぁ、ありがとうございました!!マジで助かりました!!」
こんな所にあるなんて分かりもしなかったです!!と大きな声でお礼を言ってくれた黒帽子さん。
うーん好青年!!!
『いえいえ、お力になれて良かったです!
観光楽しんでくださいね!』
では!と手を振って、城へと戻っていく。
後ろをチラチラ見ていると、彼らは手を振ってくれていた。
私も手を振る。
彼らが店に入っていったのを確認してから、前を向く。
うーん、少しの時間だけど面白かったなぁ!
と振り返りながら、歩く。
さわさわ、と風邪が髪を通り過ぎていった。
________
数十分後。
『ただいま〜!』
そう言って城の中に入る。
チラチラと周りを見ていると、何人かのメイドさんが忙しそうに走り回っていた。
『?ねぇねぇメイドさん、どうしたのそんな急いで……』
メイド「あっ、A様!あと数時間で他の国の方が来るので、準備を進めているんです!」
『え、そうなの?初めて知った!!』
なんで教えてくれないの〜!もうAプンプンッ!!
……ごめん自分で言っててキモかった!!(じゃあやんな)
メイド「私達も今日初めて知って……」
『上にそーいうの居ると大変だよなぁ!
私も手伝うよ!何すればいい?』
メイド「え、いいのですか……?準備などされなくても……」
『うん(多分)大丈夫!!』
メイド「ではお言葉に甘えて……ホウキをしていただいてもいいですか……?」
『はいよ!!勿論やりますよー!』
メイドさんからホウキをもらう。
どんな人なんだろう。と考えながら、掃除を始めた。
__
ネタが息してねぇ!!
誰だぽまえら!!!!!!!!!→←あっお久しぶりです(震え声)
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脅威 - 面白かったです!! (2020年12月12日 21時) (レス) id: eb10bf5031 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あ…あ…(カ○ナシ?)好き(唐突だね!?) (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - けま けいとさん» わあ…!そんな///褒めてもらえるなんて///ありがとうございますッ…!!!!!!すみません、あまり更新速度が早くなくて…出来るだけ頑張って更新させていただきます!!ありがとうございました!! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - くろゆきさん» あっみていただけましたか?!良かったです〜…!猿山先生感でてましたか?wまたリクエストお待ちしてます!!ありがとうございます! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
けま けいと(プロフ) - え…素晴らしい小説見つけてしまった…好きな実況者多すぎて…神かな?ミナツドもいるってことはけたさんも居て…ありがとうございますホンマに<(_ _)>〈 ゴン!〕 (2020年4月24日 5時) (レス) id: 3772c79b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年12月11日 20時