一度止まります ページ37
視界が真っ暗になり、部屋の家具は全て消え、
文字通り、闇に包まれた。
さっきからの痛みは変わらず、そのままズキズキと痛む。
「ネェ……」
声がした上を見れば、背の高い、人が居た。背中からは、綺麗な、艶々とした真っ黒な羽根が生えていた。
スラッと立っていて、背がとても高くて、困ったような顔をしていた。らんらんの様に、髪は黒く、瞳は紫色。
『誰……??』
あれ?声が直ってる??
「……だから言ったのに……「気をつけてね」って。」
気をつけてね……確か……
『d)%8(……?!』
「あー……ダメだよ僕の名前を呼んじゃ……
契約した悪魔の名前を呼びすぎると、自分の名前が消えるんだよ。……言わなかった僕が悪いのか。」
よく見ると、彼の足が透けている。
だけど、目を凝らせば見える程度だ。
……記憶を頼りに、聞きたいことが生まれてきた。
『えっとー……一個いいですか??』
「うん。」
『確か、聖なるものに触れたら、何か不自由が起きるって言ってましたけど……あの〜触れました?』
いやマジでわからんのだ。トン氏と喋ってたくらいで……
「……トントンとか言うヤツのペン使ってたじゃん……」
不機嫌そうに顔を歪めるd)%8(。
手を組み、いかにも怒っていそうだ。
だけど、1つ疑問が浮かんだ。
『え?トントンって聖なるものと関係してるっけ??』
トントンは確か……うーん童貞でおかんでスターリンで大天使で…………大天使……
『あ"〜………え?あだ名だけで?』
「…上がどんなものでも嫌いなんだ。だからごめんね?」
理不尽オブザイヤー受賞おめでとうございます^^
え、じゃあワイトントンさんと触れられないんですか??ファーwwwwwww
『え、マジで?じゃあトントンに触ることはもうできないって事?』
「うーんと。ちょっと待ってね。本見てみるから。」
そう言うと、急に彼の方ににゅんっと、本が出てきた。縦30cm、横50cmくらいの小さめな本?
「…契約書第25条。聖なるものと関わることは、
監視する。関わった場合は、罰を与える様にしている。だが、どうしても仕方なく触れてしまう場合は、手袋を着用すれば、罰は起こらない様にしてある。
だって。」
そう落ち着き払った様に言われる。
なるほどね。じゃあ、聖なるものには手袋すればいいと。
……てかこんなほんわかしてていいのか?
と思ったが、今まで通りならいいや。
と思えた。
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脅威 - 面白かったです!! (2020年12月12日 21時) (レス) id: eb10bf5031 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あ…あ…(カ○ナシ?)好き(唐突だね!?) (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - けま けいとさん» わあ…!そんな///褒めてもらえるなんて///ありがとうございますッ…!!!!!!すみません、あまり更新速度が早くなくて…出来るだけ頑張って更新させていただきます!!ありがとうございました!! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - くろゆきさん» あっみていただけましたか?!良かったです〜…!猿山先生感でてましたか?wまたリクエストお待ちしてます!!ありがとうございます! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
けま けいと(プロフ) - え…素晴らしい小説見つけてしまった…好きな実況者多すぎて…神かな?ミナツドもいるってことはけたさんも居て…ありがとうございますホンマに<(_ _)>〈 ゴン!〕 (2020年4月24日 5時) (レス) id: 3772c79b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年12月11日 20時