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ぴくと「……悪魔……って、な、んのこと……ですか?」
ぴくとくんの声が震えている。
潰れたタバコを拾い上げて、ベランダのゴミ箱に入れる。
『……私の体の中には悪魔がいらっしゃってね。
その悪魔が、そのままだと死ぬよ?って言ってきて。……だから、ダメな内臓とかをとっかえたの。
それで、今があるんだ。』
サァ……風が強くなる。
ぴくと「……悪魔…?
え、あの夜這いした時のですか!??」←
『え』
ぴくと「Aさんと、似てて、でもそれより背が高くて………….思い出した!!!」
『いや、思い出したのはいいけど夜這いって何!?』
ぴくと「ア、アアソレハ…言い間違えっすよ!!!」
『言い訳下手すぎないぴくとくん………』
ぴくと「ごめんなさい…」
ーーーー
トン「…ゴリラ…大丈夫なん?もう。」
『豚が心配してくれるのめずらしいなぁ〜…』
トン「…心配せんほうが良かったわ」
『ゴメンナサイトントンサン』
書類に手をつけながらそんな話をする。
カリカリカリ………シャッシャッシャッ……
図面を書く音、書類の整理をする音。
2人っきりの部屋に、そんな音がこだまする。
トン「……な、なぁ?死ぬのって…怖いか?」
『…そうだね。』
書類から目を離さず、そう言う。
トン「どんなんやった?死にそうな時。」
『興味あるなら教えるよ。』
トン「あるわ。」
『…覚えてない』
トン「は?」
『覚えてないんだよね……あはは…』
そうなのだ。消えてたのだ。全て。
顔も覚えてないし、何にも覚えてない。
どんな風景だったか、どんな見た目だったか。
けど、言われたことはボヤリと覚えている。
きっと、身体が一緒になったんだろう。
『…ねえ、サーシャ?だっけ。聞こえてる?』
そう聞くと、トントンは、
トン「…?なんの話してるん?」
と聞いてきた。
『あのね。私は__________』
そう、落ち着いて言った。
のに。
『Eiは、ださ_16……え??』、
言葉が上手くでない。
それどころか、頭もボンヤリしてきた。
『ga9……043は!!』
トン「j+#/・…5|?」
私の声どころか、トン氏の声もバグっている。
トン「アかん……q(j遠よばンg!」
そう言って、トン氏は席を立って扉をあけて何処かへ行った。
頭が痛い。首を強く締め付けられているのが、頭に移ったようだ。
すると、部屋がまっくらになった。
そして。
「ダから……家iたのに……」
そんな聞いたことのある声がきこえた。
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脅威 - 面白かったです!! (2020年12月12日 21時) (レス) id: eb10bf5031 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あ…あ…(カ○ナシ?)好き(唐突だね!?) (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - けま けいとさん» わあ…!そんな///褒めてもらえるなんて///ありがとうございますッ…!!!!!!すみません、あまり更新速度が早くなくて…出来るだけ頑張って更新させていただきます!!ありがとうございました!! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - くろゆきさん» あっみていただけましたか?!良かったです〜…!猿山先生感でてましたか?wまたリクエストお待ちしてます!!ありがとうございます! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
けま けいと(プロフ) - え…素晴らしい小説見つけてしまった…好きな実況者多すぎて…神かな?ミナツドもいるってことはけたさんも居て…ありがとうございますホンマに<(_ _)>〈 ゴン!〕 (2020年4月24日 5時) (レス) id: 3772c79b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年12月11日 20時