てか星赤くなってるありがとう! ページ35
________何度目かの目覚め。
『……っあ〜……』
なんだか首を動かすのが辛い。
ぐっ、と起きてみれば、夜だった。
ヘタリ、白いタオルが落ちた。
触ってみればぬるかった。
ベットの横には、黄色い、洗面器があった。
その中には、水が入っていて、手を入れると、
冷たさはなく、少しぬるかった。
時計を見てみれば1時…20分!?
『あっちゃ……結構寝てた??
どうしよ……』
みんな、起こそうかどうしようか考えていたら。
ガチャリと静かにドアが開いた。
「んふふふ〜……ふんふ…
あれ??起きてるー?」
明るい水色の髪が見えた。
チーノ「あれ、いきてるじゃーん!!
早くみんなに言わなきゃ!はやくきてー!」
有無も言わさず、こっちにきて、手を引っ張られて、廊下に出された。
チーノ「はいチーノです!報告報告!
病人起きました!しゅーごーしゅーごー!!」
耳にキーンとする声で喋るチーノ君。
え私仮にも病人……
ーーーーー
……はいこんにちはAです。
あれから何があったかを事細かく書かせていただきますね。
ぺいんとくんはわんわん泣くわ、それに釣られてみんな泣いて挙げ句の果てには抱きついてきましたよ。けどチーノ君はくすくす笑ってましたけどね。
そして今。
……ええ。
ベ ッ ト の よ こ で あ い つ ら ね て や が る
グーグーグーグー寝息たてて良い顔してね。
話聞いたところによるとみんな泣いててずっと起きてたらしいからね。
『……困ったなぁ、どうしようもないじゃん…』
とりあえずベランダにパジャマのまま出る。
涼しい風が吹いていた。
風が、髪を揺らす。暗い空には、明るい星がたくさんあった。
ポケットからタバコを出して、火をつける。
『ふい〜……』
明るい月に照らされて、よく回りが見える。
『……体、よくなったのかな。』
そんな事を一人でブツブツ言っていると。
後ろから突然抱きしめられた。
「……Aさん」
『はいはい。何ようだね……
ぴくとくん。』
ぴくと「Aさん……!!!
もう!!本当に心配したんですからね!!」
ぎゅうと抱きしめられている手に力が入る。
『痛い痛い、どうしたのさ……』
ぴくと「だって!!死ぬって、しんぺい神さんが……だってえ……」
また泣き出したぴくとくん。
『……死なないよ。悪魔と契約したからね。』
ふう、とタバコの煙を吐き出す。
呆然としているぴくとくんを横目に、タバコを踏み潰した。
ー
久々
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脅威 - 面白かったです!! (2020年12月12日 21時) (レス) id: eb10bf5031 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あ…あ…(カ○ナシ?)好き(唐突だね!?) (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - けま けいとさん» わあ…!そんな///褒めてもらえるなんて///ありがとうございますッ…!!!!!!すみません、あまり更新速度が早くなくて…出来るだけ頑張って更新させていただきます!!ありがとうございました!! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - くろゆきさん» あっみていただけましたか?!良かったです〜…!猿山先生感でてましたか?wまたリクエストお待ちしてます!!ありがとうございます! (2020年4月30日 16時) (レス) id: e72926ca36 (このIDを非表示/違反報告)
けま けいと(プロフ) - え…素晴らしい小説見つけてしまった…好きな実況者多すぎて…神かな?ミナツドもいるってことはけたさんも居て…ありがとうございますホンマに<(_ _)>〈 ゴン!〕 (2020年4月24日 5時) (レス) id: 3772c79b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年12月11日 20時