お前ら私は女だぞ！？2【wrwrd】【らっだぁ運営】

ぱちり。 ページ31

ぱちり。


ぱちぱち。
目が覚めた。とてもスッキリとした目覚めだった。


『…………』


なんだか、なんだろう？！言い表せないような、
頭が、すっきりとしていた。

少し時間が経ってから、周りを見渡した。


白い壁、ほんのりする薬品の匂い。
間違いない。医務室だ！！！


むくり。ゆっくりと起き上がる。

『イッ"！！！！』

めちゃくちゃ腹に痛みが走る。

驚いて、真っ白な服をめくる。
すると、グルングルン巻きの包帯があった。

その包帯は赤黒い血で埋め尽くされていた。

『うっそお……』

少しその姿に驚きつつ、壁に寄りかかって歩く。


……なんで、私医務室に居たんだろ。
それと、なんで包帯巻かれてんの？？
取り敢えず、廊下に出ようとした。

……すると、


「Aちゃん……今夜起きなかったら、山場かも。」

「……は？」


うん？？？
そんな声が聞こえて、聞き耳をたてることにした。


「出血は止まんないし、なんとか輸血で繋げてるけど……それにしてもおかしいよ。」



えまってあの手にあったあれ輸血の？？
ブチってとっちゃった……てへぺろ()


「うそ、でしょう？？」

「おいぺ神！世界一のドクターちゃうんけ？！」

「そんな……Aが……俺のせいで……？？」


……すすりなく声が聞こえてきた。


ああ、嫌だ。私のせいで親友が泣いている。




考えるより、行動は早かった。


思いっきり、医務室のドアを開く。
そして、声がした部屋の方へ行く。

会議室だった。




そして

コン、コンコン。

三回丁寧にノックする。



「誰だ。今は幹部以外立ち入り禁止だとあれほど言っただろう？！」

低いバリトンボイスが怒ったように言う。


それから、足を、振り上げて。

バゴオオオン！！！


ドアを蹴り破った。
ズキリ、腹が痛む。



『……ハロー皆さん。で、誰が死ぬんだって？？』


満面の笑みで聞いてみる。



「……A……？？？」




ーーーーー

あ、そう言えばお星様赤くなってましたね！
ありがとうございます！


企画しよっかなぁ、とか？
今のところ、誰かに質問コーナーしたりかなぁ、
なんて考えてます。何か案がございましたらお気軽にどうぞ〜！

リンクしてる？→←死ぬの？？？

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