ともだち？【名前変換オリジナル】 (ページ5)

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学校についたみたいだ。
ついたらまた仲良く話し始める。

「やっとついたね。もーほんと私達の家遠すぎるよ～」

「ほんと～。ダルいし疲れる。僕は疲れたくないのに」

家が遠いくせに20分前にはちゃんとついている。
そういうところはしっかりしているのだ。(浩介のみ無理やりつれられているが。)

「もう！桜も浩介もちゃんとしなさい！家が遠いのは仕方ないんだからグチグチ言わないの！」

友結はこういうときに2人を叱りつける。
そういうところからしっかりしていると思われているが、実際叱ることで自分のモチベーションをあげている。

「愚痴じゃない」

「嘘つけ」

そして浩介と友結の喧嘩らしいものを苦笑いで見つめる桜とせっせと準備をしている滝。
これが普段の日常なのである。

「ね、滝。あの2人朝から元気だよね」

「だな。俺なんか朝弱いからなるべく喋りたくもない」

滝は事実を言っているが、もう少し本音を入れればこうなるだろう。

【だな。俺なんか朝弱いうえに人嫌いだから桜とかと喋りたくもない】

まあこの本音を言うわけないのだが。

「あはは。やっぱり滝は朝弱いねぇ。鍛える？」

「止めてくれ」

冗談交じりで言った言葉を即切る滝。
これには桜もあきれてしまう。

「でもでも、朝弱いと色々不便だよ？」

桜は滝の真実を知らないため、ずかずかいっている。
しかし本当は、これで朝を鍛えてあげて朝に強くなったときに鍛えてあげた料金をとろうという作戦である。

「いい別に。」

滝は絶対にのらないので、不可能なんだが。

こうして、皆楽しく(？)朝を過ごしている。