俺、僕が好きになったのは記憶のない少年。 (ページ2)

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過去～貴方sido ページ2

私はいつものように、一人サッカーをしていた。

友達がマサくんぐらいしかいないから。

リフティングを五回ぐらいしていると、近くで「すごい･･･」という声がした。

？「君、すごいね！」

茶色い、テンパのかかった髪の男の子。

私と同じ小五だろう。

貴方「ん、君、ダレだっけ･･･？」

？「俺、Aと同じクラスだよ？」

･･･私と同じクラスでした。

いや、クラスメイトを覚えていないにもほどがある。

貴方「･･･ごめん、名前覚えてないから教えて？」

？「俺は～～～～！！」

貴方「よろしく･･･～～」

？「ああ、うん」

？２「～～！サッカーボール、使っちゃダメだって！」

どこからか少年を呼ぶ元気な声が。

？「ええー！？」

貴方(～～ってサッカーバカなんだな･･･)

改めて思った。

？２「あれ？～～、この子は？」

？「えっとねー、俺と同じクラスで、サッカーが上手で、あと･･･」

終わらなさそー

貴方「南雲A･･･」

？２「よろしくね！Aちゃん！」

貴方「ん･･･」

これが･･･二年前。