僕たちのなかに殺人鬼がいる (２)

Episode 63 ページ18

青『何ここ...小屋？』





黄『もうボロボロで使い物にならなそうですね。』





赤い布に導かれてたどり通たのは、

草木で覆われた小さな小屋だった。





薪が集めてあるのを見た限り、

恐らくここで誰か生活していたのだろう。





それも、ずーーーーっと昔に。










しばらく3人で小屋の回りを散策していると、

莉犬くんが入り口の扉を見つけたので、

一旦そこに集合した。





赤『ころちゃん開けれそう？』





青『ぐぬぬ...っ、！

　 ダメだ、これ以上は開きそうにない...』





扉に手をかけて力を入れたけれど、

扉は少し動いただけで固まってしまった。





風化されて小屋自体変形してる感じ。





もうぴくりとも動かない。





黄『うーん、僕は入れなさそう...

　 二人は入れそう？』





赤『俺は余裕。』ﾋｮｲｯ





青『僕もなんとか。』ｸﾞｲｯ





黄『じゃあ...この先は二人に頼みます。』





赤『おっけー！』










ここで、るぅとくんは外の散策、

僕たちは中の散策に別れて行動することになった。










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