文豪達に〇〇します！〜鶫〜

ギルガメッシュのような性格の夢主が他組織の抗争を見て「人間とは犠牲が無くては生を謳歌できぬ獣の名だ」と言ったら ページ36

A「人間とは犠牲が無くては生を謳歌できぬ獣の名だ」

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

中島敦
「そうですね……」
そう言って少し悲しそうにしてから
「僕達は傷つけあって自分を守るんですね」と言います






太宰治
「そう。でも、だから良いんじゃあないか」
そう言って貴女が驚くと
「確かに愚かだけど、それが私達人間の業なんだよ」と言います






江戸川乱歩
「犠牲があるから人は変わるんだと思う」
そう言って眼鏡を見せて
「僕達がこうやっているのも何かの犠牲がないと何かが違ってたのかもしれない」と言います








芥川龍之介
「ああ、その通りだな」
そう言って頷きながら
「僕も……あの人の言葉の為なら他者の命など……と思っていた」と言います






中原中也
「だが同時に誰かを守って生きる事も出来る」
そう言いながら歩き
「その為に他の命を傷つけるんだろうな。人間も」と言います








黒の時代の太宰治
「本当……判らないね、人間って」
そう言いながら頬杖をつき
「同じ人間だけど、そこまでして生きたい理由が判らない」と言います







フョードル・ドストエフスキー
「その通りですね」
そう言って笑いながら
「だからこそ、僕はそれを実行するのです」と言います






ゴーゴリ
「生物の中で一番賢いのに、愚かな生物だよね」
そう言いながら窓からその抗戦を見て
「でも私達はそう生きるしか判らないのかも」と言います







条野採菊
「それを止めるのが私達です」
そう言って仕事に行く準備をし
「そして、そう言う私もその人間ですからね。他人の死で生きるんですよ」と言って外へ行きます







ゲスト
森鴎外
「そうだね。その為に戦ってるんだよ」
そう言いながら他組織の抗戦を見つめ
「互いを傷つけあって生きようとするんだよね……」と呟きます







尾崎紅葉
「それに気がつかないのも人間の愚かさなのかもしれんのう」
そう言って抗戦を見つめながら
「私らもその一員じゃ。人間だからな」と言います








澁澤龍彦
「ああ……判りやすくて退屈だ」
そう言いながら窓から眺め
「この争いの無意味さ……馬鹿馬鹿しい」と言います









*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

五月の最後から六月の初め辺りにリクエストしてもらった方のリクエストを控えていたメモが消えてしまいました

コメントで保存されている分は観れるのですが消えてしまったものが判らない状態です

もし、自分のリクエストが書かれていなかったらお知らせください

作者の不注意で申し訳ありません

エルキドゥのような体質・能力の夢主が文豪と初対面の時に「どうか自在に、無慈悲に使って欲しいな」と言ったら lowtieさん→←夢主が大量の犬を拾ってきたら つばたさんリクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す