検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:20,619 hit

開き直るって最強奥義。 ページ21

車に揺られて約20分。

物々しい屋敷の前に私はいた。

ぶっちゃけ祖父と話した事はあまりないし

母とはもう関わりたくない。

もういないんだけど……

金目当てって訳でもないのに

これでも稼い←ゴメンナサイ…

まぁサクッと断って帰れるようなら

わざわざ連れてこられないよね……



執事?の案内で旦那様(祖父)の部屋の前へ


「旦那様、失礼いたします。」

「入れ」



ガチャ



そこにいたのは少し母の面影を思わせる

祖父の姿。


「初めてましてに近いですね。
空野Aです。」

「君がか。ふむ。寛人君にも朱美にも似ているな
初めまして。蓮井連珠だ。」

「それで私に何の御用があって呼ばれたのでしょうか?」

「特には。」



ふぇ!?今特に何もって言ったかじじい。

ぇ!?前回のシリアス展開返して!?


「あれは駒井君が大袈裟にしたんじゃ。わしは君に無理に継いでもらおうとなんぞ
思っとらん。君には居場所があるんだろう。今日呼んだのは君に一目会いたかったのと
謝らなけば行けない事があってな。」


「お母さんのことならもういいですよ。私だって何かできたかもしれないのに
何もしなかった。お母さんと話そうとしなかった。私にも非はありますから。」


「まだ朱美を母と呼んでくれるのだな。」

「ただ1人ですから。私のお母さんは。」


そうだ。何をされても私の母はあの人なのだ。

心から憎めないし。嫌いになれない。


「おじいちゃん。ありがとうございます。私そろそろ仕事に行かないとなので……」


「ああ、そうか。A、ありがとう。君には感謝する。

朱美を母と呼び、私を祖父としてくれてありがとう。寛人君にもよろしく伝えてくれ。」


「また、来てもいいですか?おじいちゃん。」


「もちろんだとも。」


そう言って祖父と別れた。






ていうかやばいやばい!!!

仕事遅れるんだけど!?

駒井君(執事)乗せてきたんだだから送ってくれないのぉ!?


全力で早足してる←



木「A。」


「良平!!何で!?」

木「秘密。ほら、次現場一緒だろ!行くぞ!」


「え!?あ!ちょちょ!!待って!!」



シリアスじゃないし

面白くもないかもしれない。

でも開き直ってこれが私の人生って言える。



だって好きな事して

最高の仲間がいて、怖いけど頼りになる先輩がいて



何より大切な幼なじみがそばにいる。

最高でしょ?


「良平。ありがと。大好き!!」

木「なーにを今更!」

あとがき?→←私の好きな物



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , kiramune
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エル(プロフ) - みさん» みさん。初コメありがとうございます。そんな風に思って頂けて嬉しいです。もっともっとヤバくしていく所存ですのでこれからも応援よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (レス) id: a0bfec5ff7 (このIDを非表示/違反報告)
- とりあえず一言。自分の名前を名前のところに入れるとヤバイ…… (2018年2月17日 18時) (レス) id: 8a284aef4c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エル | 作成日時:2017年12月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。