気持ちの大きさ ページ14
アンクを皮切りにみんなが突っ込んでくる。
「あんまり邪魔しすぎないでくれよ。
俺たちの戦いに。」
京哉が怒り出した。
おいおい、やめてくれよ。
守りきれないよ。
足手まといなんてやだよ。
天月が殴られた。
やだよ。
歌詞さんが倒れた。
やめて。
はしやんが蹴られた。
なんで。
コニーが押さえつけられた。
私のせいだ。
「アンク、危ない!!」
京哉が後ろから鉄パイプで殴ろうとする。
これは倒れるだけじゃすまない。
私の本当に本当の目の前で。
もう我慢できない。
「っざけんなよ、やめろ!!!」
鉄で繋がれていた腕の針金を引きちぎる。
腕から血が流れるが、痛みよりも助けたいという想いの方が大きかった。
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作者名:空白(そらしろ) | 作成日時:2015年9月18日 20時