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どうしたらいいの ページ12
「みんな、ちょっといい。」
ボイスチャットで全員に呼びかける。
「いいけど、どしたの〜？そんなに切羽詰まって。」
「そうだよ、ルスらしくねぇな。」
「Aが連れて行かれた。
あの竜崎に。」
「な、嘘だろ。」
「あいつは何も諦めていなかった。俺たちを潰すことすら。」
「許せない…。」
「行くぞ。助けに。」
待ってろよ、A。
無事でいてくれ。
一滴の水分も与えられない。
何十分間椅子に縛られてる？
いたぶられてる？
意識が飛びそう。
もうダメだと思ったその瞬間、怒号の如く大きな音がした。
そして、光が差し込んだ。
「みん、な…。」
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作者名：空白（そらしろ） | 作成日時：2015年9月18日 20時
