4話 ページ7
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先程の家族のお家のお風呂を借りて泥を落とした。
お風呂から上がると可愛らしい服が置いてあった。
多分、いやあの女の子の服だろう。
服に着替えて脱衣所から出る。
貴「はぁ、スッキリした〜
すみません、ありがとうございました」
？「あぁ、あがってきた...か...。...」
貴「...？何か」
？「あっ、いや、綺麗な髪と目だなと思ってな」
さっきは泥まみれだったから髪も目も見れていなかったのだろう。
3人の視線が一気に私に集まったのがわかった。
貴「そ、そうですか？ありがとうございます」
軽く会釈をする。
本当は嬉しいのに素直に喜べない自分が腹立たしく感じた。
アーニャ(こいつ、つんでれ。...ちちといっしょ)
ココアをどうぞ、そう言われ女の人に促されるままソファに座った。
ありがとうございます、そう言い終わると男の人が口を開いた。
？「そういえば、君のご両親はどこに？電話が出来るのであれば事情を説明したいのだが」
貴「...私の親はいません。私がもっと小さい頃にﾀﾋにました。」
？「！？ そうだったのか。悪いことを聞いたな」
貴「いえ...別に」
別に苦ではない。
“あんな奴ら”と一緒に過ごすくらいなら一人でいた方がずっと気楽だ。
でも寂しい、辛いという気持ちはある。
その気持ちを埋めるかのように私は怪盗クイーンとして世に出た。
ただ埋まることはなかった。
覚えていない家族だけれど家族のあたたかさ、温もりが欲しい。
私は親の顔すらまともに覚えていない。
貴「...」
アーニャ(！！？ こいつかいとう！！？ わくわく！！！！)
ロイド(ふむ、任務遂行のためこの子もうちの子にするのも手だな。)
アーニャ(ちち、こいつのこときにいってる！！！)
？「あー、アーニャあねいなくてさみしー(棒)」
？「どうした急に！？」
？「アーニャあねほしいー(棒)」
貴「姉...？」
？(はっ！そういうことか！アーニャ！)
？「突然なのだがもし君が良ければうちの子にならないか？」
貴「...え？」
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アル - めちゃくちゃ面白いです、頑張ってください! (2023年4月5日 14時) (
レス) @page44 id: a6b91f29d4 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主、アーニャ可愛い💞 無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年7月17日 11時) (レス) @page31 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - もっと続きが見たいな。更新頑張ってね (2022年7月3日 14時) (レス) @page30 id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
みょん - とっても面白いです‼セリフもしっかり抜かさずあるし、めっちゃこういう感じのを求めてました！本当に面白いです‼更新頑張ってください❗ (2022年5月25日 21時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
__TSUKI__Oo(プロフ) - コメントありがとうございます！初投稿が故に設定を色々ミスしてたみたいです！💦ご指摘ありがとうございます！多分直せたと思います！今後もよろしくお願いしますー！ (2022年5月16日 15時) (レス) id: 0b71cadd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__TSUKI__Oo | 作成日時：2022年5月11日 21時
