3話 ページ6
貴方side
貴「んぅ〜...」
長かった夜が明け眩しい朝が来た。
重い体を無理やり起こしあげ辺りを見回す。
あぁ...そういえばホテルに泊まってたんだな...。
まだ機能していない脳を動かして今日することを考える。
...あれ。今日ってホテルのチェックアウトの日なんじゃ...？
まずい、反射的にそう思い設置された時計を見る。
時計は時刻17時を指している。
貴「やっべ...」
冷や汗が止まらない。
ただこうして座ってるだけじゃ時間はどんどん過ぎていく。
急いで顔を洗って服に着替える。
持ってきた荷物を1式持ち、チェックアウトを済ませる。
なんとか間に合って一息つく...間もあるはずなく私は誰も使っていなさそうなトイレに入る。
魔法を使って自分の年齢を操作し、9歳ほどにする。
貴「...こんなもんか」
小さくなった手を繰り返し握りしめつつ、服を子供用の服に着替えてトイレから出る。
・
ｷｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ...
貴「あー...お腹減った...」
朝...いや、今日はなにも食べてないからな...
でもお金ないし...
チッ、昨日の奴らから汚いお金も盗んどくべきだった。
貴「はぁ...」
そんなことよりまずは宿探しだな...。できるだけ安いところ...。
そんなとき、何かとぶつかった。
ﾄﾞﾝｯｯｯ
貴「わっ...！！？」
ﾍﾞﾁｬｯｯ
何かにぶつかって何か液状のようなものに顔面から突っ込んだようだ。
嫌な音がしたからわかる。
顔を上げるとそこには泥があった。
なるほどな...これに自分の顔面が行ってしまったわけね。
冷静に状況整理をしていると上から声がふってきた。
？「大丈夫か！？すまない、うちの娘がよそ見をしていたから...」
？「ご、ごめんなさい...」
？「まぁっ！顔も服も泥だらけじゃないですか！...気休めにしかなりませんがこれを...！」
見上げると3人の家族がいた。
真ん中にはピンク髪の女の子が泣き目で俯いている。
なるほど、この子と私はぶつかったのか。
貴「いえ、私もよそ見しちゃってたので。大丈夫ですよ。...あなたは怪我とかない？」
？「あ、アーニャはけがしてない...」
貴「なら良かった。あんまり気にしなくていいから」
私がそういうと女の子...多分アーニャちゃんって子は一気に顔が明るくなった。
？「でもその格好じゃ大変だ。うちはこの近くだから風呂に入って行くといい」
・
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アル - めちゃくちゃ面白いです、頑張ってください! (2023年4月5日 14時) (
レス) @page44 id: a6b91f29d4 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主、アーニャ可愛い💞 無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年7月17日 11時) (レス) @page31 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - もっと続きが見たいな。更新頑張ってね (2022年7月3日 14時) (レス) @page30 id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
みょん - とっても面白いです‼セリフもしっかり抜かさずあるし、めっちゃこういう感じのを求めてました！本当に面白いです‼更新頑張ってください❗ (2022年5月25日 21時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
__TSUKI__Oo(プロフ) - コメントありがとうございます！初投稿が故に設定を色々ミスしてたみたいです！💦ご指摘ありがとうございます！多分直せたと思います！今後もよろしくお願いしますー！ (2022年5月16日 15時) (レス) id: 0b71cadd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__TSUKI__Oo | 作成日時：2022年5月11日 21時
