46話 ページ7
ー翌朝学校ー
生徒が騒ぐ
翼と南がくる。
貴・南『笑』
玲『何これ署名してないじゃん』
南『今すぐ書きなさい!ここで!』
貴『早く書け!お前は、みんなを裏切ったんだ!』
(そーだ!そーだ!)
波『ほら今書けよ。』
タ『かーけかーけかーけかーけ』
い『スピーチライターも連れてこいよ!!』
治『俺たち騙した奴の面拝ませろ!!』
南『その男なら』
慧『ここにいるよお!!上!!上!!』
ち『車椅子?』
波『ふざけてんじゃねぇーぞテメェ?!降りてこい!』
陸『まずはお前が謝罪しろ!』
慧『この度は、大変もし訳ありません。なーんてゆーとでも思ったかバーカ!。悪いが俺は、お前らみたいな脳足りん共に下げる頭など持っていない。
俺は、お前らみたいな烏合の衆が大っ嫌いなんだ!!誰からの号令や情報で右や左に向きを変えるお前らは風見鶏かいーや!風見鶏にも劣るミノムシだ!!風を恐れてミノムシの姿に頭を出したり引っ込めたりだが雲行きが怪しくなった途端再びミノに包まった。だが知ってるか?ミノムシのメスは成長しても羽が退化して飛べない。そのまま社会に出てミノを剥がされたら逃げることも助けを呼ぶ事も出来ずそのまま踏み潰されておしまいだ!!まさにお前らの未来図だ!!そして特別な何者にもなれず虫ケラのままだった自分に失望し違うこんなはずじゃなかった。誰かのせいにし続けるんだ!!』
い『何がミノムシだ!!』
波『屁理屈ばっか言ってんじゃねぇぞごら!!』
慧『怒るという事はお前らミノムシじゃないと?そう言うんだな?そんなものになりたくないと?そうだ。お前らはそんな可笑しな人間じゃない。俺なんかの言葉一つで動く単純な人間じゃない!!お前らは一人残らず自分の頭で考え心で感じることも出来る。奇跡の子だ!!そうだ!!奇跡の存在なんだ!!その奇跡であるお前らのバカ一度二度三度と幾度なくそこにいる生徒会長の言葉にバカ揺さぶられたんだ。何故その自分の心を信じない!何故そんなたった一つの情報で一瞬で向きを変えるんだ。お前らはそんなに自分に自信がないのか?だって裏切られた。だって騙された。いいや。騙したのも裏切ったのもそいつじゃない。お前らが裏切ったんだ!!自分自身をな!』
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:TSUBASA | 作成日時:2018年2月21日 14時