【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の剣士

新しい柱 ページ37

しのぶ「姉さんは大丈夫よ、薬を飲んで寝てる、けど柱は引退するって...」

貴「そうか。悔しかったら今まで以上に頑張るんだ、特にしのぶは姉の後を継がないといけない、いつまでも鬼の頸を落とせないようでは駄目だ」

しのぶ「分かってるわよ....姉さんの後は私が継ぐ、思いも夢も全部」

しのぶ「私もです、もっともっと強くならないと....師匠にいつまでも頼ってはいけない」

貴「(2人の覚悟は本物だな、仮に俺とカナエが死んだとしてもこれ以上の決意と覚悟を決めると思うが下手をすれば間違った方向へ行く可能性もある、しのぶなら自己犠牲まで考えそうだな、そう言った意味では生きてて良かった2人がこれからどうなるか見たいし)」

これからの2人の成長が楽しみで仕方が無い縁吉、出来る限り力になろうと決意を固め、カナエの所に向かい屋敷へと戻って行った。

上弦の弐と戦い1週間が過ぎた、そんな中、鬼殺隊では柱を引退したカナエに代わり、新しい柱をどうするかを産屋敷邸にて現柱が集まり話し合いが行われていた。お館様を中心に、柱が色々と意見を出していたが、最近の隊士は質が問題となり次の柱を選べずにいた。

「柱候補って杏寿郎だけだったか？他にはいないの？」

宇髄「派手に居ねぇな、そもそも甲の階級が殆どいない、お前の継子も含めてな」

不死川「例え柱になっても使えなかったら意味ねぇだろォ」

貴「だが、我々だけでは手が足りないのも事実、限界が来るだろう」

義勇「……」

義勇とお館様以外が言ったがこのままでは駄目な事を皆は知っている、だからこそこの場に集まったのだがいい意見は出ない、縁吉は話が始まって未だに何も言わない義勇に聞こうと試みるが視線を逸らされてしまい聞くのを諦める。

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