→35 ページ35
***
淡々と話すジェジュン
私はそれを黙って聞いていた
ジェジュンの声も話す時の表情も
私にとっては元気の源だった
もし明日からそれがなくなるとして…
正直、寂しいけど…
でもきちんと話をして納得した上で
気持ちよくお別れが出来るとなればまた変わって来る
だからこそ…
私はジェジュンの最後の言葉を
一つも聞き逃さないように集中していた
JJ「明日…僕はここを出て行くけど…その前にどうしても聞いて欲しい事があるんだ…」
A「何?」
JJ「離れてても…ずっと側にいたいんだ」
A「…え」
その言葉に握られていた手に
力がギュッと入るのがわかった
JJ「離れていても…Aちゃんを側に感じていたいんだ…」
A「それ…どういう意味ッ」
JJ「僕の彼女になってくれませんか?」
A「え…」
JJ「いや…僕の彼女になって欲しい…」
ジェジュンの言葉に私は口をポカンッと開けたまま固まった
そんな私を見てジェジュンは少し照れた様子…
今…彼女って…
え…?私がジェジュンの彼女?
JJ「ダメかな?」
A「ダメって…私…一般人…」
JJ「あぁ〜!!そういうのは関係ない!!気にしてない!!僕はAちゃんがどうしたいか聞いてるの!!素直に正直に答えて欲しいんだよ!!」
「素直」・「正直」
これは…私に足りないものだ…
私はジェジュンの目を見たまま
じっと考えた…
私はどうしたい?
私はなんて答える?
自問自答の末…
私が出した答えは…
***
428人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「二次創作」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nono(プロフ) - キティママさん» コメありがとうございます!今はINFINITEのお話しを書かせて頂いてるので…終わり次第また何か書こうと思ってます! (2015年8月17日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
キティママ(プロフ) - ののさん、素敵なお話をありがとうございました。ののさんのお話みんな好きなんですが、特にジェジュンのお話が大好きです。この二人のそれからもみてみたいな^o^これからも応援しています! (2015年8月17日 9時) (レス) id: 41ec98dbbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nono | 作成日時:2015年7月22日 18時