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なんか情けなくて涙も出ない
ドアの前で立ち尽くしては動けずにいた
もうこれからどうしよう…
でもきっと明日になれば…
外に出れば…
いつもの私になるんだろうな…
A「…はぁ」
大きく溜息を溢して
私はゆっくりとドアを開けた
JJ「遅いよ」
A「…え?」
俯いたままドアを開けると
上の方で聞き慣れた声がして
私はゆっくりと顔を上げた
JJ「出て来ないのかと思って心配したww」
そこにはいつぞやの犬の着ぐるみを着たジェジュンが立っていた
私は目を丸くしてジェジュンを見つめる
JJ「おかしい?」
A「え…何しッ…」
JJ「何って犬の着ぐるみ」
A「え…だって…帰るって…」
JJ「うん、帰るよ?それは明日ね?」
A「え…でも私嫌いって言った…」
混乱する私を見てジェジュンは
クスッと笑って私の側に近寄り
両手をギュッと握った
JJ「確かにAちゃんに僕は嫌いって言われたし出て行けとも言われた」
A「…;」
JJ「だけど…それはAちゃんの強がり」
A「…ッ!!」
JJ「本当は寂しいんだよね?出て行って欲しくないんだよね?でも言えないんだよね?」
何も反応しない私を見てジェジュンは一瞬困った顔をする
JJ「あれ?僕の勘違い?」
そう言われて私は俯いて
小さく首を横に振った
JJ「あぁ〜良かった!!」
なんだか…何から何までジェジュンにはお見通しって訳か…
本当に私は良い意味でジェジュンに振り回されてる…
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Nono(プロフ) - キティママさん» コメありがとうございます!今はINFINITEのお話しを書かせて頂いてるので…終わり次第また何か書こうと思ってます! (2015年8月17日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
キティママ(プロフ) - ののさん、素敵なお話をありがとうございました。ののさんのお話みんな好きなんですが、特にジェジュンのお話が大好きです。この二人のそれからもみてみたいな^o^これからも応援しています! (2015年8月17日 9時) (レス) id: 41ec98dbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2015年7月22日 18時