龍の妹は愛され女子です！【アイナナ】 (ページ9)

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日常7　　ショッピング編ページ9

アホみたいに寒い日。
私は、ヘッドホンをしながら歩いていた。

今日は一日お休みを貰ったので、暇だった。

当然のように龍にぃ達は仕事だし。

先程千と百から久しぶりに呑まないかって連絡が来た。

暇だったのでOKと返事をして、夜まで街をブラブラする予定。

歩きながら耳元で流れる『月明かりイルミネイト』。

彼氏がいない為少しだけ虚しくなる。

いや、ほんと。少しだけだから。うん。

環「あれ？あだ名じゃん！」

後ろから最近つけられたあだ名で呼ばれた。

流れているのはパラード風なので、声はしっかり聞こえた。

振り返ると、高身長の水色の髪。

IDOLiSH7の四葉環だ。

『環じゃん！ひさしぶり〜！何してんの？』

壮五「環くん！急に走らないでよ！って…Aさん！？」

『同い年なんだから呼び捨てでいいよ〜！そーちゃんも久しぶり！』

下げられた頭を制して、手を振る。

環「あだ名、仕事は？」

『休み☆環達は？』

環「デート」

『えっ！？』

壮五「違います！せっかくの休みだから二人で出かけようって！」

なんだ……一瞬疑っちゃったよ…。

環「でもヤマさんが二人で出かけるのはデートだって…」

『嘘だよ！信じたらだめだよ！』

環「ウッス？」

壮五「じゃあ今日は一日暇なんですね？」

『夜からは呑みに行くけどね〜!それまでは暇人！』

環「じゃあ俺らと一緒に遊ぼーぜ！」

壮五「えっ？急だったら迷惑じゃ…」

『大丈夫！いいよ、遊ぼ！』

私は、MEZZOの二人と時間を潰すことにした。

『ねぇねぇ、王様プリン20個あげるから担いで？』

環「まじで？いいよ」

壮五「街中だからだめだよ！」

少しだけそーちゃんが大変そう…。