龍の妹は愛され女子です！【アイナナ】 (ページ45)

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日常40 ページ45

『わぁー！ほんとにこんなに貰っちゃっていいの？』

百「うん！全部Aへのお土産だしね！」

千「北海道までのロケだったんだ。そこそこ忙しかったけど買ってきてあげたから感謝してね」

『それ言う必要ある？』

ダンボールいっぱいに入った北海道のお土産。
覗き込むと、変なストラップやらお菓子やら。

『あ！このクッキー美味しそ〜！』

百「あはは！たくさん食べてね！」

千「見苦しい姿にはならないでよ」

『ちょくちょくひどいな！？』

百「それじゃあこれで！」

『あれ？もう行っちゃうの？』

千「ごめんね、もう少しからかってあげたいんだけどIDOLiSH7とTRIGGERにもお土産渡さなきゃ」

『からかわなくていいね！』

バイバーイと手を振っていなくなったRe:valeの2人。

ゴソゴソとお土産ボックスをあさっていると、
手紙が入っていた。

『ん？ナニコレ…手紙？』

白い封筒に入ったそれをゆっくりと開くと
一通の手紙とさらに小さな封筒。

ゆっくりと手紙を開いてみると、百の字。

百「Aへ！もうお手紙見つけたってことは、早速あさってるんだね！北海道のお土産気に入ってくれた？ももちゃん頑張って選んだから大事にしてねー！」

『百……！』

千「PS.封筒に入ってるのよろしくね」

『ん？封筒ってこれ？』

最後の千からのメッセージを見て、私は小さな封筒を開けた。

………中から出てきたのは大量の領収書。

全部私が払うことになっている。

よろしくねって、…そういうことか…。

私は勢いよく封筒を破ると、急いでドアを開けた。

『コラー！！！！待て！Re:vale！！』

急いで追いかける。

百「うわっ！もう気づいたみたい！！」

千「相変わらず意地汚いね」

ダッシュで前を走る2人を全力で追う。

私のポケットマネーの危機なのだ。
見逃すわけにはいかない。

『誰が払うか！！なんでお土産で万単位になるんだよ！！』

百「ユキがヒョイヒョイ入れたんだもん！！」

千「ちょっと、僕を売るき？」

『お前か犯人は！！！』

千「もともと払うつもりなかったからね。人の金なら思いっきり使えるでしょ」

百「ユキ！違うよ！人のお金じゃなくてAのお金なら！だよ！」

『お前らほんとにアイドルか！？』

その後、私の諭吉様は何人か消えた。