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日常31 ページ35

楽「でもあいつでもないんなら誰なんだよ」

もはやどうでも良くなったのか中々失礼な楽。

龍「性別もわからないね」

姉鷺「TRIGGERを狙った犯行の可能性もあるわね」

天「単純に嫌がらせじゃない?」

『みんなして私の事なんだと思ってるの!?』

誰一人私の心配をしなくなった…。
悲しすぎる。

楽「試しに外歩いてみたらどうだ?」

龍「危なくない?」

天「後ろからぶっすり刺されるかもね」

『一人で外出できなくなるからやめて!!』

姉鷺「とりあえず気をつけなさい。」

もはや私よりも女子力の高いカオルちゃんはスタッフと話す為に楽屋を出て行く。

『心配する人いた!?』

龍「俺はしたよ!」

楽「俺もしてるよ」

天「ボクは別に」

『TRIGGERひどくね!?特に現代の悪魔!』

天「悪魔じゃないし」

泣きそうになりながら楽屋を飛び出した。
後ろから楽と龍にぃの声が聞こえるが無視だ。



スタジオも飛び出してもはやただのサボりみたいになってきた頃…。

暗くなり、あたりに人が少なくなった時後ろに気配を感じた。

振り向くと、そこにいたのは太った男性。
普段からイケメンアイドルを見慣れている私からすれば、かなりレベル低め。

『あの〜、どちら様?』

「わぁ!ほっ、本物のAちゃんだ!」

息を荒くして近づいてくるので流石の私も後ずさる。

『だから誰?』

「俺と付き合ってよ…!へへっ、ずっと見てたのに気づいてくれないんだもん!」

こいつはやばい。気持ち悪い。
私の細胞が危険を知らせている。

逃げなきゃ。そう思っても恐怖からか体が動かない。

どんどん近づく男性に鳥肌が出たとき…

環「あれ?あだ名じゃん」

『環!!』

たまたま近くを通った環。
私は急いで環の後ろに隠れる。

「きっ、君はだれ?なんで俺のAに触ってんの?」

環「は?意味わかんねーし。つーかおっさん誰」

壮五「環くん!と…あれ?Aちゃん?あと…誰?」

『わかんないけどストーカー!!』

環「お前どっか行けよ!警察呼ぶぞ!」

「僕たちは愛し合ってるからだっ、大丈夫なんだよぉ!」

『ヤバイヤバイ。キモイキモイ』

壮五「困ってるみたいだね。とりあえず警察に連絡するね。環くん!その人抑えて!」

環「あ?なんで?」

壮五「いいから早く!!」

環「うっす!」

力がある為すぐに取り押さえた環。

しばらくして警察が来て、そのおじさんは連れて行かれた。

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アイドル兼蕎麦屋 - リクエストいいですか???夢主ちゃん泣いちゃったときの皆様の反応を見てみたいのですが・・・無理は!!!しないで!!!下さいね!!! (2021年9月17日 15時) (レス) id: 40bb55d371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅兎★天使 | 作成日時:2017年10月28日 9時

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