嫉妬 NO.5 ページ22
私の彼氏は優しい。
この事を誰かに言うと、10人中10人が頷くだろう。
あっ、待って。環君は別で。前にスクリュードライバーで部屋突破したの黒歴史になってるみたいだから。
まぁ…そんな優しい彼が女の子に冷たくなんてできるわけもなくて…………。
私は絶賛嫉妬中なのである。
でも…そんなこと言う勇気も無く…………。
『どうしたらいいのーーー！！？』
大和「うるせーーーーー！！！」
寮のソファで叫んでいたら大声でツッコまれた。
三月「どうしたんだ？珍しく大声なんてあげて」
私にココアを渡しながら笑顔で聞いてくる三月。
迷いなくココアを受け取った私は、まだ湯気を立てるソレに口をつけ火傷した。
大和「ほっとけほっとけ、どーせまたソウのことだろ？」
めんどくさそうに手を振りながらヤマさんは肘をつく。
『正解ですけど？何か？だめですか？』
三月「なんだ？惚気なのか？」
大和「俺出かけてこよ〜かな」
逃げ出そうとしている大和の腕をガシッと掴む。
三月「俺たちでいいなら話聞くぜ？」
優しい三月に言われ、私は口を開いた。
ココアによって火傷した舌が冷えた空気に触れてピリッとした。
大和「話すのはいいけど、手を離して？」
『実はね…そーちゃんのことなんだけど…』
大和「あっ、無視なんだ」
ギリギリと手に力を込めながら話続ける。
『なんか私ばっかり嫉妬しちゃってるしさ？悔しいからさ…………。私ばっかり好きなんじゃないかって不安になってさ………』
ポツポツと本音を二人に話す。
三月「そーか！でも話してみてスッキリしただろ？」
頭にポンと手を置いてニコッと笑ってきた。
素直に頷くと、ヤマさんがニヤッとドアに向かって笑った。
えっ？と思ってドアに目線を向けると、立っていたのは仕事帰りのそーちゃんこと壮五。
壮五「どうして大和さんがAに触ってるんですか？」
ぶっちゃけ私が一方的に掴んでいるだけなのだが、そんなことは気付いてないらしい。
ヤマさんがニヤニヤと笑っている。
大和「おれさ〜、Aの事嫌いじゃないんだよね？ソウが他の女の子と仲良くしてるんなら俺が貰ってもいい？」
『はっ！？』
三月も目を見開いている。
壮五は黙って近寄ってくると、私の手を掴んだ。
そしてヤマさんに黒い笑顔を向ける。
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てぃあクン. - あの，一織の一人称が違いますよ！私ですよ！ (2018年7月20日 19時) (
レス) id: d73fedcf27 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - いえいえ！これからも作品頑張って下さいね！ (2017年12月22日 3時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - Ryo Inoさん» あわわ！すいません！気づきませんでした！！教えていただきありがとうございます！ (2017年12月18日 20時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - 万理さんの漢字が違いますよ！！理科の理です！！ (2017年12月18日 1時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - 美来さん» 喜んでいただいてうれしいです！素敵なんて言葉私にはもったいないくらいです！こちらこそ、リクエストありがとうございます！またよろしくお願いしますね！ (2017年11月21日 22時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅兎★天使 | 作成日時：2017年10月18日 19時
