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Tetsuya side
.
「えー？可愛い子やん〜」
「そんなことないです…！」
「Aは可愛い。
あーー紹介したくなかったーー」
ゆめまるの言葉を否定するAに可愛いと言ったら、恥ずかしそうに視線を下げて俺に向かってありがと、と小さくお礼を言う。
あまりの可愛さにメンバー達が頭を抱えたのと同時に、俺はべしゃーっとテーブルに崩れ落ちた。
無理だろ、天使すぎる。
髪を優しく撫でてくれるA。
ドキドキが止まらない。
「てつやとは何きっかけで出会ったん？」
虫さんが手元にあったグラスを手に取って問いかけると、グラスの中の氷がカランと鳴った。
「何きっかけだろう？」
「…文化祭。」
「ああ、そうだ。てっちゃんが陸部へ差し入れ持ってきた時にたまたま会ったんです。」
「え、城西生？」
「でした！」
としみつが食い気味に聞いてくると、頷きながら答える。
「きっかけは文化祭ですけど、ちゃんとお話したのはばったり会ってからです。私近くに住んでいて――」
事を追って説明してくれるAの話に なるほどと今度はメンバー達が頷く。
要約すると近所でばったりあったとき、面倒くさそうなナンパに絡まれてたAを助けてあげた。…まあそんなとこ。
「へえ、てつやはナンパする側かと思っとったけどなぁ」
としみつの悪気ない一言にオンエアハウスは笑いに包まれた。
仮にもリーダーだぞお前！
ナンパなんてするかよ！(多分)
.
ふと撮影日に俺んちに来るの初めてじゃ？と考える。
「え、てかなんでここに？」
「あ。」
忘れてたと笑うと鞄からお土産っぽい箱を取り出してはい、と渡してきた。
「これ、渡しに行くねって昨日連絡したやん！」
「え、やったー！チョコ！」
「さっきも撮影日だったかな〜と思って電話したのに出んし、
てっちゃんが彼女の話してたから今だ！と思って入って来ちゃった。」
皆さんに会ってみたかったし。と付け足すAはさながら天使だ。
へら、と笑う彼女に 俺はどうも振り回されっぱなしみたいです。
＿＿＿ / end
(結論：かわいいこに、俺は勝てません。勝つ気もありません。)
.
リクエスト有難うございました〜！
スランプ中の割にてつ虫は安定して書きやすくて助かる…。
/以下リクエスト原文
Mrs.ぱんぷきん - てつやさんで年下彼女の年の差カップルが見たいです！！！ぜひお願いします！
Addiction [tty] #req.→←かわいいこ [tty] #req.
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遊馬(プロフ) - ゆさん» 長い間ご愛読頂き有難うございました！ひとつひとつ時間をかけて生み出したお話を気に入って頂けてとても嬉しいです。またお時間ある時に読み返して頂けたら嬉しく思います…！どうぞこれからもよろしくお願いします。 (2020年2月2日 2時) (
レス) id: fccb4604d0 (このIDを非表示/違反報告)
遊馬(プロフ) - 怜さん» 長い間ご愛読頂き有難うございました！初期の方は見返すと小っ恥ずかしい気持ちになりますが、どのお話も気に入って頂けて作者冥利に尽きます…。これからもどうぞ作品共々よろしくお願いします！ (2020年2月2日 2時) (レス) id: fccb4604d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！どの話もとても楽しく読ませて頂きました、、！終わってしまうのはとても悲しいですが、さらにまた読み返そうと思います！新作がもし出来たらすぐに読みに行きます！！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 2e60baebd0 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 完結おめでとうございます！どのお話もとっても好きで、3作ともたまに読み返しています…他の作品の更新も頑張ってください〜！ (2020年1月31日 21時) (レス) id: 291ffdfed4 (このIDを非表示/違反報告)
Flower 328(プロフ) - リクエストありがとうございました♪甘々で溶けました…… (2019年12月6日 9時) (レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊馬
| 作成日時：2019年7月5日 23時
