*NEARER

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Tetsuya side
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目に付いた女の子が挙動不審の末、壁にもたれ掛かりしゃがみ込んでいた。

放っておくことも出来るのに、謎の使命感から声を掛けると 潤んだ瞳に上気した頬が見え思わずドキッとしてしまう。


体調不良をいいことにカフェに案内して話を聞くとどうやら迷っていたらしく 送るよと口に出すと遠慮してたけど何とか首を縦に振ってもらった。


…可愛くて揶揄い甲斐のある、名前も知らない女の子に少し 惹かれている自分がいる。


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「あ、あの…てつやさん、ですよね？」


東海の、と付け足しながら小声で口に出す彼女は凄い…縮こまってる。(怯えてる？)

なんだ 知ってたんだ。

「早く言ってくれればいいのに〜
リスナーさん？」
「…はい 声をかけたかったんですけど、ご迷惑かなとか考えたら言えなくて……」


恥ずかしそうに話す顔が可愛くて見詰めてると顔を隠すように服の袖を伸ばして、いわゆる萌袖をしてた。

耳まで赤くしてるのを見て本日3回目くらいの可愛いテロ


…何この子？可愛すぎん？


平然を装いながら言う

「嬉しいよ 応援ありがと」
「とんでもない…！です、！」
「名前教えて？」
「……A」
「Aちゃん」

名前を呼ばれると反射的に顔を上げて嬉しそうに微笑まれた。


ドキッと途端に心臓が煩くなる


まーずい
可愛過ぎる


何としてもAちゃんをつなぎ止めておきたくて LINE教えて、なんて無茶を言ってみる

「！不用心…ですよ」

「Aちゃんが、悪用しんってわかるし。
…あと、また会いたい」


ニヤリと笑えばおずおずと携帯が差し出され連絡先を交換し解散となった


出口へ送り届けるとペコペコと感謝されたので軽くおでこに口付けて改札内から手を振る。


好きになったのは、
純粋で可愛いきみのせい。



「またね、Aちゃん」



＿＿＿ / end
(翌日の岡崎観光でばったり会ってオンエアハウスにお邪魔するって展開おいしい)(誰目線だよ)



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お話褒めていただき嬉しい限りです…！リクエスト有難うございました！

軽い男になりそうで…でも物語の展開上なって頂くしか…ということで親切チャラてつやさんになりました(？)
満足頂けたら幸いです。

/以下リクエスト原文

Mrs.ぱんぷきん - てつやさんのお話、最高です！！！リクエストなのですが、てつやさんとたまたま道端で会って、でも声かけられなくってあたふたしてたらてつやさんから声かけられて、そこから…みたいなのが見たいです！お願いします！

今だけは [ymmr] #req.→←恋っていきなり落ちますか？[tty] #req.

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