やつがれ先輩が好きすぎて生きるのが辛い皆さんが講演会を開いた。

敦芥『小さくなったし』 ページ15

◆

　まだ続いているショタがれシリーズ。長々とリクエストに応えてしまい、すみません。

　付き合ってる敦芥

♀♂



　町中で、彼奴によく似た子供を見つけた。

**


「あの、君、さっきからきょろきょろしてるけど…迷子？」



　彼奴に似ているのはさておき、声をかけてみる。彼奴…芥川と瓜二つの少年は僕を見るや否や顔を真っ赤にして「あ、あつしっ…！？」と僕の名前を読んだ。

　ふうん、なるほど。



「芥川、小さくなったんだ」



　しどろもどろして逃げようとしている芥川を抱き上げる。いつもの芥川でさえ軽いのに、子供になってしまえば軽すぎて心配になる。

　相変わらず芥川は真っ赤になって暴れるが、それが何よりの証拠。こいつは僕の大好きな芥川。



「敦っ、何故ここにいるのだっ…！」

「何故って…買い物を頼まれてたんだよ」

「くそっ…やつがれとし」



　そういえば町中だったと気づくのは行動に起こしてからだったのだが、僕は芥川の言葉を遮って口づけをした。流石に芥川とはいえ、中身は僕より年上とはいえ、手を出すのは少々問題がある。

　なので深くない、まさにフレンドリーな接吻(キス)をした。



「ばばばばばかっ」



　ものすごく動揺してる芥川。いつも可愛いけど、やはり小さいというのもまた可愛い。


　買い物は後でにしようかな、本来太宰さんが行くものだったし、と自分で勝手に結論付け、僕は自宅に戻った。

　どうすれば大人になるか分からないが、まず風呂を一人で入らせるわけにはいかないので、一緒に入れる。

　いつもだったら異能で刺されそうになるが、今回は「万一溺れたら」という理由がつけれる。故に一緒に入れる！



「良からぬことを考えているのは分かっている」



　子供になっても難しい口調は変わらない僕の天使。


　早く自宅へ帰らなきゃ。



***



　なんというか、水を浴びると戻るらしい。風呂にはいったら急に戻ったので色々と(僕の理性とか)、大変だった。


♀♂



　敦芥かわいいですよね。早いとこ同棲してほしいです

ホー芥『小さくなってた』→←中芥『小さくなったら』

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す