君達にはちゃんと華がいるやん!?【d!】2 (ページ14)

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やっぱりページ14

アリサ side

ar「久しぶり、ウレス。」
ur「………」

六日の間に教えて貰ったが、この子は
両親を人質に働かされている、
ということを聞いた。

まさか、ウレスだったとは。

うちの親は何故私達以外の娘の状態を
明かさなかったのだろう。

“助け出した時”に言ってくれれば良かったのに

なんで「死んだ」なんて言ったんだろう。

ur「…ね……………が……………ら……な…」
ar「何？」
ur「お姉ちゃん達が留学なんてしなきゃ、
　うちの家族は安泰だった」
ar「！」

ごめん。でも、

ar「言い訳になるけど、私達は
　ウレスを守る為に((ur「お姉ちゃんの、
　お姉ちゃん達の自己満足じゃん」………」

確かにそうだ。ただ守りたい、
という気持ちでウレス達に迷惑を
かけていたのだ。

ur「私は別に守ってなんて言ってない。
　だかr((ｶｷｨｨｨｨｨﾝ
　え？」

『いやぁ、危なかったねぇ～。
　せめて敵国の軍服は着替えてな。』
??「A!?どうしてここに………」
『ワイが向こうの人質引っ張ってきたからや』
??「そんなことして何になるのさ………」
『てかお前誰やねん』←
??「俺だよ、ひとらんらん」
『ああ、なるほど。物陰から出て来いや』
ar「Aさん、助けて頂いて
　ありがとうございます。」
『いやー、君らやっぱ顔似とるな、姉妹？』
ar「はい」
『やっぱり、あ、着替えいてら』

Aさん、本当に助かりました。

心の中で礼を言った。