194.玉森先輩の涙 ページ45
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2年6組
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中を覗くと男の人が夕日に照らされて外を眺めてる。
だけどその人は・・・泣いてる。
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・・・これ病院に運ばれた時に見た夢と同じ。
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でも、夢みたいに何も言わずに終わるのは嫌。
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ガラガラ
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あ「あの・・・」
玉「・・・えっ?A?」
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心臓がドクンッドクンッ跳ねてる。
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この教室・・・・この時間帯・・・
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あ「あの、私・・・記憶がまだ・・・」
玉「俺、カッコ悪っ!笑」
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何て言いながら涙を拭いてる玉森先輩。
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あ「泣かないでください!」
玉「・・・お前のせいで泣いてんだよっ笑」
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くしゃっと笑った顔にドキッとする。
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玉「A・・・」
あ「なんですか・・・?」
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「好き」
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教室に響きわたる玉森先輩の声。
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その瞬間、私の中にバーッと色んな想い出が戻ってくる。
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初めて出会ったときのこと。
最初は関わりたくない。って思ってたこと。
連絡先GETして喜んでたこと。
一緒にゲームセンターに行ったこと。
告白された時のこと。
付き合ってた時のこと。
別れた時のこと。
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その瞬間に今まで我慢してた涙がでてくる。
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全て思い出してわかったことは_______
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___私が玉森先輩に”恋”をしていること。
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作成日時:2014年9月18日 21時