「好き」・・・嘘だけどね ≪最終章≫

191.礼奈の涙 ページ42

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あのまま玉森さんは走って行っちゃって






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私も学校へ急いだ。








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教室に着くと礼奈が来た。







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礼奈「A・・・北山先輩に聞いた？」




あ「聞いたよ・・・アメリカの大学だってね」





礼奈「見送り行くの？」





あ「・・・うん。」








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見送りに行ったら私は北山と付き合うことになるってことだよね？








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礼奈「A・・・思い出して。」




あ「なにを・・・」





礼奈「玉森先輩・・・のこと。」







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どうしてまた玉森さんが出てくるの？







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あ「よく・・・わからない。」





礼奈「A・・・っ」








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礼奈が涙を流した。








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卒業式の時、北山はいろんな女子達から写真をせがまれてて・・・










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あ「モテるんだ〜」







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なんて自然と声が出る。





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女子「３年の王子様ーーー///」




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なんて言ってる・・・






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・・・あれ？








３年の王子様・・・？









１年の王子様は藤ヶ谷くん。





３年の王子様は北山。






２年の王子様は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿玉森さん。

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