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165.角 ページ16

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私は角を曲がったところで座り込む。








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チラッと角から北山の後ろ姿をみて。









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我慢してた涙が溢れ出す。









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北山は私が傷つかないように抱きしめてくれたんだ・・・。









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でもね、私・・・見えちゃったよ。









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玉森先輩と瑞希さんが手繋いで笑いながら歩いてるところ。









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しかも玉森先輩も瑞希さんも私達に気づいてたよね?









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もう少しで家なのに、こんな泣き顔、お母さんに見せられない。









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あ「もうやだよ・・・玉森先輩・・・。」









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溢れ出す涙は止まることを知らない。









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作成日時:2014年9月18日 21時

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