カントーからアローラへ！！ (ページ29)

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アローラ　２８ページ29

A「サトシ、ボクに任せとけ」

サト「どーすんだ？」

ボクはニャビーに近づき、腰を下ろした

ニャビーは警戒していたが、構わず口を開けた

A「ニャビー、ボク達はただお前の手当てをするだけだ

良くなったら帰してやる。だから今は眠っとけ、な」

そう言ってニャビーの頭を撫でると、ニャビーは眠った

疲れてたんだろうな

サト「すげーA！」

ロト「あんなに警戒していたニャビーがこんなにあっさりと・・・」

ピカ「ピッカー！」

A「サトシは雑なんだよ。それよりも早くポケセン行くぞ！」

サト「ああ！」

・

そして走ってポケセンまでやってきた

サトシの足速すぎてすんごい疲れた。こいつの体力底なしだろ

ボクがぜーぜーと言っている間、既にニャビーは治療を終えていた

科学の力ってすげー！！早えー！

サト「ジョーイさん、これは？」

サトシはニャビーの首につけているものが気になったらしい

A「あ、知ってる。エレザードカラー、怪我をして治療したときとか

傷口を舐めないように付けるやつ」

ジョ「ええそうよ、よく知っているわね」

サト「こいつの親、医者なんですよ！人だけじゃなくてポケモンまでも診てくれる！」

ジョ「あら、そうだったの！」

A「ハハっ、まあある程度の知識はあります」

こんなん知らんのサトシくらいじゃない？

と言っているかのように某ディズ○ーキャラクターの笑い方で嘲笑った

サトシはそれにまったく気付いてなかったけど

やっべ、シゲルの性格移ってきた

　

ジョーイさんがサトシの噛まれ、途中で起きられ引っかかれた腕を

治療すると言っていたとき

ニャビーは木の実を持って脱走した

野生のポケモンの為ボクもサトシも走って追っかけた

　

サト「おい待てよニャビー！！」

A「おいニャビー、お前エレザードカラー着けてるってことを」

　
ゴンっ

A「忘れるなよー・・・」

遅かった

言っている最中に柵にぶつかったわ

そして後ろに倒れた。

サト「もういい加減にしろ！！

いいか？絶対動くなよ！」

フリか？

サト「今度言うこと聞かなかったらー・・・！」

　

A「・・・」

ピカ「・・・」

ニャ「・・・」

A「・・・らなんだよ！！考えてから喋ろ！！」

・