カントーからアローラへ！！ (ページ23)

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アローラ　２２ページ23

スクールのある日

いわゆる平日のことだ

マオ「あれ？サトシ、ムラサキは？」

サトシ「そういやいないな」

マオ達はボクがいないことに疑問を持ちながら

席に座ってククイ博士を待っていた

ククイ「アローラ！」

全「アローラ！」

マオ「ククイ博士、ムラサキは？」

ククイ「そのことについてだ

改めて紹介しときたい生徒が居てね」

全員は頭上に？マークを浮かばせていた

だがさすがのサトシでも察したのだろう

ああ！と声を発していた

ククイ「それじゃ、詳しく説明、自己紹介してくれ」

A「はい」

とボクが返事をして教室に入ると

マオ「・・・え！？もしかしてムラサキ！？」

カキ「・・・お、女だったのか？」

帽子をはずし、髪を外に出していたため

なにがなんだか、という顔をしていた

A「そのことについてな！改めて自己紹介させてもらうぞ！

ボクの名前はA、プウル・Aだ

カントー人(日本人)とカロス人の一応ハーフみたいなもんだが

日本生まれの日本育ちのバリバリの日本人だ！

サトシは幼馴染の友人であり、一応ライバル関係に値するぞ」

マオ「え！？どういうことなの！？

ムラサキは偽名ってこと？」

A「悪いな、そういうことだ」

リー「でもどうして・・・」

A「長期間入院していたんだけどなー

アローラにサトシが残るって聞いてついな、怪我も治ってたし

どこも異常はないんだが、少し家庭の事情で入院がかなり長引いていってな

それで黙ってこっちに来たんだ。バレないように偽名を、な

性別は特に隠してはいなかったがな！」

帽子は昔からいつも被ってたし、男と間違われても仕方ないんだけどな

顔の形と口調がまぎらわしいんだろうな

マー「怪我って？」

A「大したことはないから気にするな」

サトシ「嘘付け、大怪我だって・・・むぐっ！？」

めんどくさいから遠まわしに言ったんだろうが

気付けよ単細胞

と思いながらボクはサトシの口を手で塞いで

それ以上バカなこと言わないように阻止した

A「他に質問はあるか？」

カキ「あ、じゃあ。フィールドワーク中にサトシとはライバル関係ではない

と言っていたが、どういうことだ？」

A「あーそれな、そういえば昔サトシから言われた気がしたんだよ

コイツは俺のライバルだって」

サトシ「言ったような言ってないような」

しばくぞ

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