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つめ、たい………
ひんやりとした感触を頬に感じ薄らと目を開けた。
あの場所で�霤弔気鵑砲�腹を蹴られた僕は
だんだんと呼吸が出来なくなり
頭が白くなって行った。
ムクリと起き上がる。
「…うっ、……痛い…」
ここは何処やろか。
そんな風にとぼけてはみるが、大体検討は着く。
僕は、あの建物の中に戻されたんや。
コンクリートの壁に囲まれた四角い部屋。
ただ1つだけ天井からぶら下がる電球が
薄暗い室内の唯一の光。
頼りないなぁ。
ぶり返すようにヅキヅキ痛むお腹を摩る。
汚れた服を捲って見ると
あばら骨が浮き出た自分のお腹が、
痛々しく変色していた。
�霤弔気鵝�何回蹴っとったかな。
下から見上げた、あの時の彼の顔が頭にこびりつく。
あの、悲しそうに苦しそうに、
狂ったように、笑った顔。
�霤弔気鵑辰董△△鵑粉蕕垢襪鵑笋諭�
いつも見とった�霤弔気鵑�
ほとんど表情を変えんかった。
今思えば、ずっと何かに支配されとったような顔。
自分の気持ちなんて、微塵も考えとらん。
冷たい、と言うより、無温。
存在すらもしたくない、そんな空気を纏っとった。
そんな彼が、
あんな顔するなんて。
お腹は痛いし未来はもう、暗闇どころやないけど
なんでやろな、
�霤弔気鵑里△隆蕕鮓�れたのは、少し嬉しいって思ってまう。
もしかしたら、この状況を受け入れたくなくて
必死に幸せを探しとるんかもな。
あぁ、惨めすぎるわ。笑
起き上がった体をまた、
冷たい床に倒した。
キラキラと光る電球に縋りたい。
このまま闇の底まで溶けて行きたい。
今頃Aは何をしとるんやろうか。
僕のこと、待っとってくれとるかな。
ともくん遅いな〜って、
可愛い顔して、心配しとるかな。
淳太さんはどうやろ。
僕を逃がしてしまった罪で、怒られとるのかな。
照史さんも、怒られとるかもな。
2人で拷問部屋に入れられとるかもしれへん。
それやったら、ホンマにごめんなさい。
残念な事に、僕は脱出に失敗して
見事この建物に戻ってきてしまいました。
なぁ、A？
Aはもう戻ってきたらあかんからな。
外で幸せに暮らすんやで。
意識をまた飛ばそうかと
目を閉じた時、
重苦しい音を響かせながら開いた鉄の扉。
その先には
また、表情を無くした�霤弔気鵑�立っていた。
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#TODAY(プロフ) - キャラメルさん» 初めまして！！読んでくださってありがとうございました！他には無い話を書きたくてだいぶファンタジックになってしまいましたが、難しくは無かったでしょうか…(汗)Shadowsを聴いた時はこのお話を思い出して下さったら幸いです。他の作品も頑張ります！！ (2021年12月31日 21時) (
レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル(プロフ) - #TODAYさん初めまして！この作品の世界観にぐっと引き込まれてしまい、思わず感想を伝えたくてコメントさせて頂きました！！！最後の方は読みながら本当に泣きそうになりました！他の作品も読ませていただきます！最高の作品に出会えたことに感謝します！ (2021年12月31日 13時) (レス) @page35 id: 826f2c597b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：#TODAY | 作成日時：2021年9月15日 16時
