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毒素ってこういうもん【gr & tn】 ページ8

( 毒素ってこういうもん / g r & t n )


とある休日のとある夜間のこと。
舞台は我々だ国の幹部の一室である私の部屋での物語だ。


gr「A、式場のことなんだが此処なんてどうだろうか?」


いつもより少し真剣な顔をしながらグルッペンは私にゼ◯シィを見せながらそんな事を言ってくる。


tn「そんなんよりもコッチの家の方が俺らの新居として丁度ええんちゃう?」


グルッペンを押しのけるようにトントンは高級そうな家の詳細が載っている雑誌を私の目の前に置く。


なんだこの状況…
って思った貴方は正常です。見て察せる通りこの2人、恋愛感情というものの感覚が少しヤバいらしく…私の仕事上の上司という関係じゃなかったらこいつらは俗に言うストーカーという類になるんだろうな…まぁ、これも毎日のことで私の中では日常になりつつあるんだが。


A「盛り上がっているところ申し訳ないんですが、私誰とも籍入れる気無いんですが」


毎日毎日この人たちはこんな事していて飽きないんだろうか…?そもそも私なんかより素敵な人なんてきっと五万といるだろうに。


gr「あ!ちなみに、俺とAの結婚式は国家総出で行う予定だゾ!」


どうやらこの人の耳は都合の悪いことは聞こえない構造になってるらしい。


A「あの、私の話聞いてました?却下です」

tn「お、俺となら人並みの幸せな家庭築けると思うんやけど…?」


DTが何か言ってますよみなさん((


A「う"っ…そ、そんな大天使感出してもダメですから!」

tn「チッ…」

gr「気をつけろA。こいつはもう大天使なんかじゃないからな、どちらかといえば今は堕天使だからな」

A「いま理解しました」

gr「と言うことは矢張り夫として相応しいのは俺だな」

A「私お風呂入ってきまーす」

gr・tn「「あっ!!ちょまっ…!」」


何か叫ぶ声が聞こえた気がしたがそんなことは気にせずガン無視で思い切りドアを閉め、取り敢えず私はお風呂に入る事にした。これは正しい判断だ私。


****

しばらくして私はお風呂から上がって自室へと戻り、ドアを開ける。


A「あ〜さっぱりしたぁ!はやくベッドに入ろっと…あ」

gr「やっと出たのか。ん?その姿、中々に色気があるな…」

tn「あぁ、おかえり〜A。確かに…髪まだ濡れてるし、めっちゃエ□いなぁ…」

A「そうだった……こいつらがいるんだった…はぁ」


、、、というかサラッとセクハラ発言されてないか?





( 続→ )

*続→←*続



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作者名:トクノメイ | 作成日時:2018年5月4日 0時

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