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お疲れな書記長はヤバい【tntn】 ページ6

( お疲れな書記長はヤバい / t n t n )


ある日のこと私は任されていた書類を提出する為、書記長であるトントンさんの部屋へと訪れたのだった。そこで唖然とした…なぜなら何処を見ても書類山だらけだからだ。

きっとこの山の一つにトントンさんがいるんだろうなぁ…


A「トントンさーんちゃんと起きてますか?あぁ…床にまで書類落ちちゃってますよー」

tn「んえ…?A…」


一つの書類の山の中から彼の声がした。案の定そこにはうたた寝をしていたのであろうトントンさんがいた。


A「あ、起きました?早速なんですけどこの書類を…って、うわぁッ!」


すると、突然腕をひっぱられ彼の腕の中へと落ち着いてしまう。さらに首元には書記長の顔が、


tn「ん…ええ匂い」


書記長!?大変だ、書記長が壊れた!
それにだ、だだだ抱きしめられて!!!


A「トントンさん!寝ぼけてるんですね!?と、取り敢えず離してください!」

tn「まだ…もうちょい、このままがええ……」


彼がこんな事を言い出すのは珍しい…
っというか、力強めないで下さい!!


tn「なぁ、A。一緒に寝てぇや…」

いや無理です無理です!私まともに男性と接したこと無いんで絶対無理です!!


A「ファッ!?流石に無理ですよ書記長!」

tn「…わかった」


さ、流石トントンさん!物分りがいい!!


tn「ほな、無理矢理にでも一緒に寝たるからな」


どうしてそうなった!!


A「あ"っ!ちょっ、ほ、本当に寝るんですかぁ!?ていうか降ろしてぇえ!」


私は彼にヒョイと担がれるとそのまま乱暴にベッドへと降ろされた。

ん?ベッド…??
これは大分マズイんじゃあ……


A「えっ!あの、トントンさん…マジですか…?」

tn「マジ」

A「ヒェッ」


真顔でキッパリとそう答えると彼は私を押し倒すような体制になった。

え、何これ怖い!寝るだけじゃ無いのっ!??


tn「Aは鈍感やから…油断しとると大変な事になんで?……今みたいにな」

A「まっ…ト、トント…ッ」


彼は怪しく光る眼光で私にそう言うと、次は物欲しげな目で片方の手を伸ばしてくる。

あ。これアカンやつだ……誰かーーへるぷ!!


A「トントンさん、ストップっ!!ぎゃーー!!」


バタン…


え?

いきなり書記長が倒れたぞ!?何でどうした!!?
それに私の上に倒れたから少し重い…!


A「ト、トントンさん大丈夫ですか!?」



( 続→ )

*続→←*続



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作者名:トクノメイ | 作成日時:2018年5月4日 0時

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