検索窓
今日:10 hit、昨日:96 hit、合計:31,359 hit

ライブ当日 ページ10

そんな状況の中、年を越えて、ライブ当日を迎えてしまった。


沢山のグループが集まったライブで、私は一人の楽屋で深呼吸してた。


無事にゲネプロも終わって、準備を整えながら現場の様子を見てる。


この時の私は知らなかった、ライブ終盤の出来事を。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈





直人「それじゃさかもっちゃん、円陣を」

『はい』



私たちは体を同じ方向に向けて拳を出した。



『今日は選抜メンバーということもあり、普段と顔ぶれも違います。
ですが、今日まで積み重ねてきた時間を信じて、成功させましょう』

「「おう!」」

『行きますよ、M.O.T.』


「「『オー!!!』」」



そして、幕が上がった。




.







.









.










.





ライブ終盤、全員がEXILEの曲で舞台に並んだ。


女性陣も例外ではなく。



敬浩「皆でクラップ!」



全員が頭上に手を挙げて、手を叩いた。


その様子に、私は嬉しくなり、嫌なことが忘れられた。




そして、アンコールMCでは、



敬浩「どうでしたさかもっちゃん、久々に披露した気分は?」



急に振られて、マイクを探してるとスタッフさんがくれて、


お礼を告げてからTAKAHIROさんを見た。



『久々にこんな大きなライブに合同で参加して嬉しかったです。
普段一人で舞台に立つことが多くて、それでも今日は人が居たので』

敬浩「旦那も居るしね」


岩田「(登坂のマイクから)そんな雑な振り方止めてください」



笑いが溢れてる中、次のグループに話が行く。


終わりに差し掛かると、三代目J SOUL BROTHERSがザワついた。


すると、緊張した様子で彼が前に出てきた。



岩田「今日は、1月9日です。
今日この日に愛する妻、Aが産まれました」



急に始まったスピーチに私は驚いた。


思ってもなかった名指しにオドオドしてると、彼は手紙を取り出した。



岩田「今日、HIROさんからある事を頼まれた時、正直納得行かなかった部分もあるけれど、でもどうしても伝えて欲しいって、三代目の楽屋で頼まれたことなので、ちょっとお手紙を、読みあげたいと思います」


『え、こわ……』



登坂「坂本、おいで」



マイク無しで近くに居た登坂さんを初めとするメンバーに手招きをされて、私は緊張しながら剛典の前に立つ。

手紙→←無理に



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
171人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪乃 | 作成日時:2023年7月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。