ユメノ@勉強ポイ捨て常習犯様のリクエストです！ ページ36
【過去に行くつもりがうんがい三面鏡の手違いで何故か未来にたどり着いた件について。】
＊相手はお任せで←
「…一体何をどう間違えたら未来に行き着くのでありんすか…？」
うんがい三面鏡「す、すいませーん…。すぐ帰る準備をいたしますので、どうかしばしお待ちを…」
「仕方ないでありんすね。」
うんがい三面鏡「あまりここを動かないくださいよ〜！」(ドロン！
「……さて、こんな所で待たされるのも暇じゃな。」
適当にそこら辺を歩き回ろうとした瞬間、
ーーーーーガサッ！
「！…そこにいるのは誰でありんすか？」
微弱の妖気を感じ、簪に手をかけて振り向けば…
『……おかあさま？』
小さな黒狐の妖怪がそこにいた。
ーーーーーーーーーーーー
『おかあさまー！』
「…わっちはぬしの母ではないと言うているであろう？」
『あ、そうだったわ！ごめんなさい、やっぱりあなた、おかあさまににてるからつい…。』
「…まあよい。ところで少し聞くが、今は西暦何年でありんすか？」
『え？いまは20xxねんだよ？』
「……わっちのいた時代の十年後か」
『それよりあそびましょ？きょうはふみかもおかあさまたちもいなくてつまんなかったの！！』
「ぬしも文花の友達妖怪なのかえ？」
『うん！ふみかはおとうさまとおかあさまのともだちで、わたしにもやさしくしてくれるからだいすきなの！！』
「そうか…。…？おぬし、その髪結い紐は…」
「これ？これはおかあさまがわたしにつくってくれたものよ！」
白い花飾りと何処かで見たことある色の石が飾られた髪結い紐。
…花飾りはわっちの簪の花と似てる、というか同じであった。
そしてその隣の石の色は、あいつの瞳と同じ色をしていて……
「娘！ぬしの父の名前はなんじゃ？！」
一つの仮説が頭をかすめた途端、
うんがい三面鏡「お待たせしましたー！座標が合いましたので今から帰りますよ！」
「！待つのじゃ三面鏡！まだわっちはこの娘に『それではご開帳〜！』」
問答無用で鏡の中に吸い込まれ、そこで意識が途絶えた。
…わっちの感が正しいのであれば、あの娘はわっちとあいつの……
『あれ？さっきのひとは…？』
？「おや、姿が見えないと思っていたら、ここにいたのでありんすね？」
？「こんな遠くまで行ってたとは…」
『あ、おとうさま！おかあさま！お帰りなさい！』
…花の簪を挿した美女と、あの石の色に似た瞳の色男が、優しく微笑んだ。
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吹雪@元百鬼蘭.° - おおっ!後編ですか…!!楽しみに待ってます!(^^* (2015年10月28日 0時) (
レス) id: 4ea06a141b (このIDを非表示/違反報告)
ドS王子LOVE - 夢主かっこいいです！オロチとか超かわいい！更新頑張ってくださいね！ (2015年10月11日 12時) (レス) id: 52660d2b3d (このIDを非表示/違反報告)
加州 - 最新頑張ってください...楽しみにしてます(にっこり (2015年10月9日 23時) (レス) id: 000de04641 (このIDを非表示/違反報告)
百鬼蘭.° - おぉ！一人称がここの夢主さんと同じだ！！嬉しいぞ！(^^* (2015年10月6日 22時) (レス) id: 4ea06a141b (このIDを非表示/違反報告)
くぅさん - 犬神は...犬神はは一体黒狐のなんなんだｧｧ！！更新楽しみに待っています！ (2015年10月4日 2時) (レス) id: 09a2c937ed (このIDを非表示/違反報告)
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